2021年12月31日金曜日

フライト納め&記録会

 2021年も今日で終わり。フライト納め、しっかり楽しみました。今年もこの田んぼで存分に遊ばせてもらいました。感謝々々です。


大晦日の今日も、とても気持ち良い天気です。下の画像には飛行機は写っていません。ただ、青空が綺麗だったので、パシャリ。。。


そして本日の記録会結果です。風速は2m/sぐらいですが、ほとんど東風であり、風下にある川に着水しないかヒヤヒヤでした。


機体は2人とも大型機。ワタクシは出来杉、飛び杉、楽しみ杉、の結果でした(平均タイムとして新記録)。

計測後、I山さんは本当のフライト納めとして、ビッグフライト、視界没させました。青空と雲の中に消えていきました。

今年も多くの紙飛行機パイロットの方とお会いできて楽しい時を過ごさせてもらいました。皆さんに負けず、来年も切磋琢磨を続けます。

目指せ! 限界突破!




2021年12月30日木曜日

フライト記録会

  本日の記録会の結果です。今日は寒波が落ち着いて、比較的暖かく感じる天候でした。でも、計測開始時から風が強くなり、風速は前半が3~4m/s程度、時には5m/sもありそうな状況でした。



ワタクシは、主翼の嵩上げパイロンなし試験胴体で飛ばしました。胴体軸と主翼が近づいたので、ピッチ軸とロール軸が少し不安定気味になると思うのですが、そのデメリットよりも胴体の軽量化効果の方が大きいかなと思い、確認するための機体です。
意外と返り動作に不安定なところはなく、グライドもパイロンありと比較して若干向上した感じがしていました。
ところが、この記録会を始める頃から、風が強くなって空気が暴れ出しました。そうなると。胴体軸と主翼が近づいたことが大きなデメリットになってきました。バランスを崩した時に回復するまでに時間がかかるのです。致命的な問題ではないのですが、かなり気になる挙動だと思います。
つまり、静気流で弱いサーマルが期待できる環境だと大きな効果を発揮するようですが、気流が乱れた環境では、若干リスクがあるというところ。


2021年12月28日火曜日

今年最後の機体製作

 FUJI CUPが終わって、初めての機体製作。そして、きっとこれが今年最後の機体製作。

RG11E SKYSURF

二宮杯規定の360mm翼幅機体です。今まで超大型機ばかり作っていたので、とっても小さく感じてしまいます。





この機体でちょっと実験してみたいことがあります。主翼取付け部のパイロンの有無による「返り」、「滑空」の相違確認です。下の画像はパイロンなしの試験胴体です。

胴体軸と主翼が近づくので、ピッチング、ローリングで不安定になりがちのはず。そのデメリットを超える「軽量化」効果によるグライド性能向上を確認したかったのです。



しかし。。。
重心合わせ後の胴体質量の差はたったの0.7グラム。
おっかしいなぁ。。。
2グラムくらいは軽量化出来る筈だったんだけど。。。
果たして、ピッチング、ローリングの安定性はどうなんだろう???


今朝、ちょっとだけ飛ばしてきました。パイロンなしの機体でも「返り」動作に大きな差はありませんでした。グライド時のピッチング、ローリングも有意な差はありませんでした。

滑空平均タイムは次の通り。
パイロンあり:36秒(15投平均)
パイロンなし:38秒(10投平均)

微妙ですね。もう少し分母を増やさないと。。。

2021年12月26日日曜日

フライト記録会

 本日の記録会の結果です。今日は曇りがちな天気で、風速は前半が2~3m/s程度、後半は1~2m/s程度でした。



今日は4人で記録会。Y関さんは約15年ぶりに紙飛行機を再開したとのこと。SALは初めてという割には、3段上反角で完成度の高い機体を設計されました。投げさせてもらいましたけど、安定した上昇パターンです。SAL特有の発航の難しさに苦戦されていましたが、グライドに入ると抜群の浮きです。

一方、I山さんは別次元にいました。同じ360mm機体とは思えない上昇高さと返りの確実さ、抵抗をほとんど感じさせないスムーズなグライド。記録も圧倒でした。発進時の悩みも克服したようで、失敗もありませんでしたし、安定したリリースでした。

皆さん、もう1ラウンドされたようですが、ワタクシは用事があったので、撤収しました。

2021年12月12日日曜日

今年最後の収穫?

 コレ、何だかわかります?


丹波の黒豆です。我が家の「ほったからし農園」での今年最後の収穫です。
正確に言うと、まだハバネロがあるんですが。。

もともとは、エダマメとして食べようと思って育てていたのですが、ちょうどよい収穫時期を逸してしまって、そのままほったらかしていました。
11月になって、恐る恐る鞘を開けてみると、少し赤い色になっていました。

ネットで見ると、黒豆として収穫するのであれば、カラッカラに枯れるのを待って収穫するんだそうです。我が家のほったらかし農園としては最適な作物ですね。

収穫してみると本当に真っ黒なマメになっていました。さて、この後どうするか?

やっぱり正月の煮豆かな? 甘く煮たヤツ。

どうやって作るんだろう?

とりあえず、冷暗所で保管しておこう。

フライト記録会

   本日の記録会の結果です。今日は曇りがちな天気で、風速はほぼ2~3m/s程度でした。



本日は皆さん翼幅360mmの機体です。
K明さんは抜群のフォームで、高々度に機体を投げ入れていました。上昇パターンは今までの大型機と似ています。滑空性能もとても良く、360mm幅の機体で40秒平均とは驚きです。
I山さんも綺麗な上昇パターンが描けていました。4回目と10回目の失敗がなければ、ビックリするほどの記録が出たでしょう。でも、こういうタラレバが本競技では使えないんですよね。
私の方は、最初は順調で、「発航の感覚が戻ってきたかな?」という感じもちょっとしたのですが、そもそものこの機体の特性である「バレルロール上昇」を上手く制御することが出来ませんでした。皆さんの高々度への上昇に刺激されて力んでしまったのが、7回目。この1秒はオマケであり、ルール通りの切り捨て方式であれば、0秒だったと思います。指から機体が離れず、左後ろのアスファルトに機体をたたきつけてしまいました。

課題は多いなぁ。どこから手を付けたらよいのだろう。。。?






2021年12月11日土曜日

フライト日和

 今日は抜けるような青空で、風もほとんど無し。久しぶりにのんびりと紙飛行機のフライト画像を撮ってみました。


RG22 FREEDOM 翼幅460mm機体です。

JAPAN CUPとFUJI CUPはこの機種で参加しました。



日が昇って、ポカポカ陽気のなか、とても気持ちよくグライドしています。
平日のストレスも吹っ飛んでいきます。


のんびりと時間が流れる空域。



ここで飛ばしている3人の機体です。
まずは、ワタクシ。
唯一カラーリングしている機体です。


I山さんの機体。
熟練のノウハウが埋め込まれた機体は、グライド性能が素晴らしいです。

K明さんの機体。
すごくスタイリッシュな機体です。とても浮きが良いんですよね。


私たちの機体のさらに上空では、2羽の鷹(名前は分からないが、トンビではない)がじゃれあいながら空の散歩を楽しんでいました。

とても楽しいひと時でした。

明日も天気がよさそう!




フライト記録会

  本日の記録会の結果です。抜けるように爽やかな晴天で、風速はほぼ0m/s程度でした。

  早朝はとても寒かったのですが、日が昇ると結構ポカポカでした。


発航時は皆さん、「ビシューッ!」という音を残して高空に駆け上がります。ただし、ほぼ空気が止まっているような状態で、静かに静かにグライドしていました。

ワタクシの機体は先週のFUJI CUPで、5秒をたたき出した「ひねくれ者」でした。本日早朝からシバキ倒して再教育。その結果、とても良いグライドになりました。旋回半径が異様に小さいけど。。。


あまりにも条件が良いので、第二ラウンドを実施しました。


このラウンドでは、ワタクシは二宮杯規定の翼幅360mm機体を飛ばしました。このサイズ、実に3か月ぶり。ずっと、大型機を飛ばしていたので、とても小さく感じます。
「ビュッ!」とSALリリースする時も、指にかかる感覚がまるで異なり、今一つパワーが感じられません。
グライドはひどいもの。。。
久しぶりだったので調整が出来ていないところもあるかもしれませんが、ズブズブと沈んでしまう感じです。伸びが足りない。。。

「おもしろくなーいっ!」
と感じてしまうところですが、しっかり仕上げていかないと来年の二宮杯決勝が。。。





2021年12月5日日曜日

FUJI CUP 2021

 今年最後の紙飛行機大会、FUJI CUPに参加してきました。

まずは、前日の準備。毎週末飛ばしてきた機体を清掃しながら点検して、メンテナンス作業を実施しました。機首スポンジも交換。こういう時間も結構楽しいのですよね。


点検済の機体をキャリングケースに格納して、準備完了。

そして、当日。日の出は6時39分頃。とても寒い現地です。


そして、風も強い。だいたい4m/sくらいかな? 予報だと1m/sなのですが。。。
このエリアはサッカーコート8面の他、野球場などある広い空域なのですが、流石にこの風だと、あっという間に海まで飛ばされそう。

もうちょっと雲が少なかったら、絶景の富士山なんだけど。

とりあえず、ケースから機体を出して、組み立てます。今日は風が強く、合計15投するので、全機体を使います。

そんな準備をしているうち、一時的に晴天になりました。やはり、富士山は綺麗です。


皆さんも、準備を進めます。


今日はしっかり写真を撮ろうと思ったのですが、やっぱり競技中はそんな余裕もなく、競技中の写真は無しです。

ワタクシは、強風で機体を無くすのが怖くて、一番機はとっておいて、あまり準備できていない機体(予備機にもしていない)で、1投目。これが結果オーライだったんですね。エリア一杯いっぱいで着地できたので、2投目は一番機でフライト。この機体はとても良く飛んだので、そのまま海の方へ。ロストです。ちょっとショックです。

そうなると、風の強さ、旋回半径の大きさ、グライドの安定性を考えながら、次々に機体を替えて、フライトさせました。総じてうまく功を奏しました。ただ途中、エレベータの調整を間違えて、ヒューストン!

5秒という記録を出してしまいました。それでも他のタイムに支えられて、なんと優勝することが出来ました。


副賞はトイレットペーパ1年分! これはありがたいです。


その他、規定ゼロでは5位を頂きました。


今日は北海道から参加頂いたH間さんともお話でき、とても楽しい時間を過ごすことができました。また、来週から心機一転、2022年モデルに向けて色々と機体に工夫を重ねたいと思います。

2021年11月28日日曜日

フライト記録会

 本日の記録会の結果です。とても爽やかな晴天で、風速は1~2m/s程度でした。


ワタクシは出来過ぎのタイムでした。大きな失投もなく、安定した返りが実現できた成果です。

一方、I山さんは機体のグライド自身は圧倒的な美しさがありましたが、ランチング動作にバラつきがあり、少し苦しんでいたようです。


この日は、天気予報に反して、午前9時を超えても穏やかな風が続いていたため、第二ラウンドを行うことになりました。

その結果が以下です。風速は0~2m/sといったところ。


K明さんも、I山さんも第一ラウンドの状況を維持した記録でした。K明さんは返りのタイミングで発生するピッチング動作に悩んでいましたが、ドンピシャ決まると、2連続Maxを出していました。

一方、ワタクシは第二ラウンドでは機体を替えました。ずっとピッチングが解消しない機体だったので、この恵まれた天候の中で何とか調整しきりたいと思い、第二ラウンドを使って丁寧に修正を掛けようとしました。ところが返り直後の速度、姿勢のバラつきでその後のグライドが大きくばらついてしまい、上手く調整できません。重心位置は既に前方に設定しているので、尾翼にダウンを入れるのですが、そのせいで綺麗な返りができません。フルパワーでしっかり上昇させて安定した返りを実現しようとした結果、力んで左方向に引っ張ってしまうことが何度かあり、最後には機体を壊してしまいました。

トラウマになりそう。。。

2021年11月21日日曜日

フライト記録会

 11月21日の結果です。天候は曇り、風速は3~4m/sぐらいでした。



K明さんは、1投のみ。というのは、回収のために歩き出したところ、腰を痛めてしまったようです。その状況ではとても飛ばすことはできません。大丈夫かな。ちょっと心配。計測に専念してもらいました。ワタクシたちの世代になると、ちょっとしたことで腰を痛めてしまいますね。気を付けないと。。。 1投のみでしたが、アベレージではK明さんが一番!

ワタクシは8投目にすっぽ抜けてしまい、テイルブームを折ってしまいました。この記録をとる前に「引っ掛け」を何度かやってしまい、ちょっとトラウマになっていたのが原因です。直前の7投目も若干引っ掛けてしまいました。ちょっと風が強かったので、回収のために結構歩きました。この時点で約12000歩くらい。

I山さんの1投目は、失投ではなく、尾翼にダウンをきつく入れ過ぎたとのこと。ちょっとしたことで、返り特性が変わってしまいますね。

途中、おじいちゃんとお孫さんが自転車で見物に来ました。お孫さんもそれなりに感動してくれた感じがします。次世代の若手紙飛行機パイロットになってくれないかな?


2021年11月14日日曜日

超大型機を超える大型機

 ようやく、全幅460mmの超大型機の性能が纏まってきた感じなのですが、ちょっと煩悩がうずき出しました。

「大きいことは良いこと!」という単純なノリで、全幅500mmに挑戦。九州勢では既にこれを大幅に超える機体が誕生していますが。。。

RG23A FREEDOM-ex です。


あまりこのサイズを飛ばせる大会はないと思うので、たぶん製作は一機のみ。カラーリングを考えるのも、イマイチ良いアイデアが思いつかなかったので、トリコロールにしました。


他の機体と比較すると、こんな感じ。
左から二宮杯規定360mm、超大型機460mm、今回の超々大型機500mm
やたらにデカく感じます。



胴体も尾翼一つ分長い。問題は剛性と強度が足りているかどうか。。。

早速、本日お試しフライトさせました。

ちょい投げ滑空テストでは、可能性を感じましたが、肝心の本気投げ(本気の70%)では、剛性不足がもろに現れてきました。

「ふにゃっ」という感じが残り、あまりパワーを入れられません。そのくせ主翼の微妙なネジレが上昇パターンに強く影響し、バレルロールになってしまいます。

やっぱり、課題は大きいです。時間が取れたら少し補強など考えてみよう。


フライト記録会

 本日の記録です。風はほとんどなく、緩いサーマルが少し出ていました。



みなさん、仲良く2回ずつMAXを獲得。
ワタクシは先週と同じ機体でしたが、尾翼を交換しています。開き角度を130°から136°に変更、垂直尾翼容積を維持するために垂直尾翼は少し大きくした機体です。調子が悪かったら直ぐに尾翼を戻そうと思っていたのですが、案外滑空が良かったので、この機体はしばらく136°尾翼で飛ばしてみようと思います。



2021年11月7日日曜日

フライト記録会

 いつも一緒に飛ばしている湘南メンバで、記録をつけることになりました。自己のタイムの定量的な把握と相互の切磋琢磨に期待しています。

まずは、第1回目としての本日の記録です。風速は3~4m/sぐらい。



せっかくですので、ワタクシの反省点もココに記載していきます。
本日のワタクシの機体は、昨日出来上がったばかり。最初の特性確認で上空の雲の背景に機体の影が溶け込んで見失ってしまいました。何処かに着地しているはずなんですが、風がつよかったので、相当広範囲を探し回りました。
ようやく、30分程後に機体を発見。なんとか初期調整を終えて、記録会スタート。

右翼に少し迎角がついているので、上昇中の右ロールは弱く、なだらかな上昇パターンが多かったです。その分、上昇頂点にたどり着くまでの飛行距離が長く、頂点付近では十分なスピードが残っておらず、ギリギリ返るといった感じでした。
2投目の9秒はすっぽ抜けです。先日のフォロースルーで道路から田んぼに落ちて転んだことが頭によぎって、ステップが小さくなり、早めにリリースしてしまいました。

始終、風があったので、皆さん遠くまで流されます。その先には川があります。皆さん川の手前か奥か、それとも川の中か、ビクビクしながら飛ばしていました。
やはり、I山さんのグライドは圧巻もの。比較的強い気流を上手に乗りこなしていました。







2021年10月11日月曜日

第6回 JAPAN CUPの奮闘記

1010日に開催されたJAPAN CUPの奮闘記です。

あくまでワタクシ視点での「勝手な思い込みを含めた記録」です。

ちょっと、長い文章で恐縮です。

 

まずは、前々日。

今回は翼幅460mmの大型機体での参加を計画しておりましたが、問題は準備できる機体数。

このサイズを振り回すと小さな機体では発現しなかった色々な箇所の強度不足が露呈してしまいます。切った貼ったの補強修理を続けるも、疲労骨折や座屈する機体が続出して数が揃いません。何とか設計を見直して、必要な強度が確保できる機体を準備しようとして出来上がったのがこの機体。

 



翌日(JAPAN CUPの前日)、さっそく初期調整をしようと広場での一投目。ピッチングで降りてくる時に地上障害物に激突し、無残にも主翼が裂けてしまいました。トホホ。


予備機として準備していた430mm機体も1機ロストしてしまい、前日にして結構ピンチな状況。

 

ということで、当日の機体は3機。どれも大なり小なりの修理跡がある機体。この機体が全損した場合に備えて、予備機は翼幅430mmの機体を2機準備しました。

 


ほぼ一番に武蔵野中央公園に到着して、練習フライト1回目。460mmの3番機は想定通りの上昇と滑空をしてくれましたが、そのまま桜の木の頂部に引っかかってしまい、ワタクシが持参した竿では全く届きません。9mの竿をお借りして、何とか回収。ホッ! この一投で怖くなって、残りの本番用2機は2回ずつの調整フライトのみ。

 
ただ、最大の心配事は、やはり回転リリースの部分。メンタル的にも不安な部分であり、430mm機体にタイマーをつけて、全力発進練習。

 

競技は、1セット5投の3セットで行われます。コロナ禍ということもあって、ハンドランチ競技者は比較的少なかったです。でも、久しぶりの方たちにもお会いできて良かったです。

 

1stセット】

心配していた1投目はミスせずにハンドランチできたので、メンタル的には好発進。タイムもまずまず。このセットで特に目を引いたのは、ハニカム主翼のファルカタ胴体機。発航がすごく力強く、抜群の高度と安定したグライドでした。軽量・高剛性のなせる性能かな?



ワタクシも好調で、4投目は頭上視界没。ほぼ無風状態だったので、首が痛くなりながらも15分ほど目で追っていましたが、呼び出し方式のために、次のワタクシの順番が回ってきてしまいました。

下の画像、スマホで撮ったので、機体がポツンとなってしまいました。


拡大すると、確かにワタクシの1番機です。(左の影は虫みたい)


止む無く2番機を用意して、5投目。(ワタクシの機体が2機同時に飛んでいる状況は初めての経験)

ありがたいことにこれもMAX。ただ、遠方の野球グラウンドのネットに引っかかってしまいました。

「さすがにまずいな。」

でも幸運なことに、野球をやっている方がネットの裏からボールを投げて飛行機に当ててもらい、見事に回収することができました。

さて、1番機の方はまだ頭上でグライドを続けています。しかしながら途中で降り出した霧雨の影響で、上空の霧に溶け込んでしまいました。

残りは2機。

 

2ndセット】

小雨がひどくなってきたので、しばらく待機。機体には大きなごみ袋をかけて、保護していました。

ほどなく雨があがって、競技再開。やはり、このセットのハニカム主翼のファルカタ胴体機は圧巻でした。きれいな上がり方、返りもスムーズで効率よくグライドに入ります。合計タイムはあっという間に逆転してしまいました。

ワタクシも負けずに4投目。運よくサーマルに乗り(厳密に言うとおこぼれのサーマル)、MAXを頂きました。ただ、公園の外の民家の屋根の上に着地し、回収不能。

残りは1機。5投目でぎりぎり再逆転。この時点で、ハニカム主翼のファルカタ胴体機とは3秒の僅差。

 

【ファイナルセット】

ファイナルセットのハニカム主翼のファルカタ胴体機はSAL機ではなく、オーバハンド機で出撃。

「なんでだろ?SAL機だったら確実に抜かれていたのに。。。」(理由は後で聞きました)

ワタクシの3番機は、コテコテの修理機体。気流にも恵まれず、あまりタイムが伸びません。他の方たち(特にいつも一緒に遊ばせてもらっている湘南メンバ)にジリジリ追い上げられてきました。(練習の時はいつも私がビリなのね。)

1セット目も2セット目も、4投目はMAX。じゃぁ、3セット目も狙うぞ!」

この下心が悪魔を呼び込みました。指先が固まってしまい、左に引っかけてしまって、5秒という大ミス。おまけに墜落した際に胴体が破損。残り1投を残して、460mm機体は全滅。

最後の1投は430mm機体。前回の「引っかけ」のトラウマが残ってしまい、すっぽ抜け気味のリリースで高度が取れませんでしたが、まぁまぁのフライトでした。


 

結果、タイムは詰められたものの、なんとか「逃げ切り」優勝が出来ました。

(とっても、うれしい~っ!)

しかも1位から3位まで、湘南メンバ独占!

 


今回、コロナ禍でいろいろなイベントが中止されるなか、JAPAN CUP開催して頂けたスタッフの方々に深く感謝いたします。お陰様でとても嬉しい経験をすることが出来ました。

 さぁ、失った機体の補充のためにせっせと作るぞ!