2015年10月31日土曜日

ケンラン君とAOZORAさん

今日は、朝早くからケンラン君とAOZORAさんに公園までお越し頂きました。


右からケンラン君とAOZORAさんです。


ケンラン君には「ハエ」が止まっていますね。
AOZORAさん主翼内の構造が外から少し見えてしまいます。シースルーでちょっと恥ずかしいですね。体重はAOZORAさんの方が少し軽いです。

今日の空は身体で感じる風以上に結構乱れています。この御二方はこの空をどのように待ってくれるのでしょうか?

ケンラン君は丈夫なからだで乱れた空と真っ向勝負。良く飛ぶ時もあれば、あっという間に降りてくることも。

AOZORAさんを手に持ったとき、主翼の剛性の低さがちょっと気になりました。しなる程度で骨折にならなければよいのですが。

AOZORAさんにも容赦なく、思いっきり投げ上げると。。。

リリース後の残像として頭に残ったのは、結構「バンザイ」しながらの上昇でした。

(骨折れたかな?)

滑空に入ると何事もなかったように飛びます。少し体重が軽いこともあって、ケンラン君よりもゆっくり飛びます。
乱れた空にはやっぱりヒラリヒラリ。ケンラン君と変わりませんね。

着地した主翼を見てみると、、、特に骨折した様子はありません。この後もしなやかに「バンザイ」しながら上昇しますが、最後まで骨折しませんでした。

でも、明らかに無理しているような「バンザイ」です。きっとそのうちに骨折してしまうかもしれません。

AOZORAさんにはもう少し骨太になってもら必要があるかもしれません。


回りくどい実況中継でした。。。








2015年10月23日金曜日

つべこべ言わずに作ってみました。

先日購入したAOZORAケント。

ケンランほどの白さはなく、ケンラン225kgよりも薄い。紙飛行機専用の紙なのですが、ちょっと不満。強度・剛性は十分なのだろうか? 吸湿特性はどうなんだろう?


。。。。。。。


つべこべ言わずに作ってみました。

AOZORAケント号です。
紙の色はアイボリー系ですが、PHOよりは少し白い感じ。比較しなければ許せないことはないな。
プリンターの発色も、悪くはない。
ケンラン機では主翼前縁、尾翼前縁に防水のための紙テープを貼っていますが、今回は貼り付けませんでした。吸湿特性も確認してみます。




紙をカッターで切ったときの感触はケンランよりも抵抗がある感じ。身が詰まっているのかな?
でも、問題は剛性。組立後の主翼のバンザイ剛性は明らかに低いようです。
フルランチに耐えられるかな?
壊れたら、そこを補強するようにAOZORA仕様として設計変更しよう。




そして、もっとも期待していた質量。
ほとんど軽くなっていない。(トホホ)
1グラムぐらいの軽量化にとどまりました。

ケンラン機でも後部胴体、尾翼は180kgを使っているので、AOZORAを使った方が若干重くなるようです。
今まで225kgを適用してきたのは、主翼と前部胴体だったので、軽量化に効いたのはここだけ。


とりあえず、試験飛行させてみよう。




2015年10月12日月曜日

遊ばせてもらった。

木村杯の時に頂いた機体で遊ばせてもらいました。

休日出勤前の楽しいひと時です。



昨日、富士山は初冠雪だったようですね。
夏は終わってしまったなぁ。



今日遊ぶのはこんな機体。
バルサの池田号、単垂直の西潟号、そして木村杯の練習で壊れた機体の修理機。
(下の画像は日がしっかり昇った頃の画像です。)



早朝は、いつものとおり朝露がいっぱい降りています。
そこで、最初はバルサ機で遊びます。



肩がまだ寝ぼけていてしっかり投げられないのですが、返りがとても良く、ゆっくり飛んでくれます。風もほとんどないので、とても気持ちが良いです。
(結構肌寒いけど。。。)




肩が慣れてきたので、デサマをセットしてチャレンジ。
なかなかデサマが動作するほどのタイムがでません。
でもそんな中、微妙なサーマルらしきものに乗って滑空タイムが伸びていきます。
(そろそろかな?)
(まだかな?)
(そろそろなんだけど。。。)
「パチン!」

(来た!)
(あれ?)

何事もなかったように飛び続けます。


結局、普通に着地。
近寄ってみるとやはり主翼はポップアップしていませんでした。
原因はこの強烈な朝露にありました。

バルサ機体とはいえ(胴体はヒノキ)、この朝露でふやけていました。その結果摩擦が大きくなり、動作不良となったようです。
乾燥させなきゃ!



草地の朝露蒸発を待つ間、
木村杯で壊れた機体の修理結果確認フライトを行います。


朝露が染み込む前にしっかり確認完了です。
ついでに、フルランチでのこの機体の到達高度を覚えておきました。



今度は単垂直尾翼の西潟機です。
このころには少しだけ朝露は改善してきました。

あらためて機体をみてびっくり。水平尾翼がかなり強いダウン設定になっていました。
まずはこのまま飛ばしてみます。


「そりゃ!」

案の定、私のパワーでは無理。前方の木に引っ掛かってしまいました。

少し、ダウンを弱めて再挑戦。
ようやく、普通の上昇が出来るようになりました。
こだわりの翼型のせいでしょうか?上昇時の速度ロスは随分小さいように感じました。高度も私の機体よりも高い感じがします。(それでも西潟さんの高さには遠く及びませんが。。。)

何度か、機体を失うかと思うほど、滑らかな滑空です。
やはり、軽い機体は滑らかに飛びますね。


しばらく遊んでいると、途中からフライトパターンが変わってきました。
(どうしたのだろう?)

機体を良く見てみると、水分を含んで主翼の下面がふやけて膨らんでいます。それも結構柔らかくなっています。こだわりの翼型もこれでは性能を発揮できないでしょう。

これ以上飛ばすと壊してしまいそうなので、今日はここまでにしました。
大事にしないとね。




もう少し時間があるので、再びこの機体を飛ばしました。


こちらも水平尾翼の端部が少しふやけていますが、まだまだ行けそうです。日頃朝露と戦っている成果かな?


日が高くなるにつれ、朝露は消えていきます。
でも、私も仕事の時間が近づき、公園から消えていきます。



まった来週~!




2015年10月10日土曜日

木村杯に参加してきました。

ほぼ始発の電車に揺られて、やって来ました。
武蔵野中央公園。

今日は木村杯でした。

参加できるかどうか直前まで微妙な仕事の状況だったのですが、仕事は明日に押し込んで、参加しました。

今日の1番機はブルーの機体だったのですが、練習1投目で「ピシッ!」という音がしてスパイラルダイブに入って胴体損傷。

ガッカリです。

結局、本番の計測には最新型ではない、「ひまわり機体」で参加しました。



スタッフの皆さんが開会式の準備中です。
今回、2年生は大学の予定で参加できなかったようで、計測員が不足していました。



開会式の後、みなさんフィールドに散っていきます。



さて、結果です。
今日はほとんど空気が止まった状態でした。
そんな中でも、ラッキーなことにMAXが2回でました。そのおかげで、第2位を頂きました。「渾身の一投!」は一度も出ませんでしたが、大きな失投がなかったことも良かったと思います。


よかったよかった。


競技終了後、達人たちから大事な機体を頂きました。


池田さんから頂いたバルサ機。デサマつきです。
デサマ動作が結構楽しいです。
翼端にはウイングレットのような小さな上反角翼が付いた3段上反角翼です。


大事に遊ばせてもらいます。




そして、西潟さんの最新型機体。


西潟さんのハンドランチ高度は驚くばかりですが、その高度を実現するための、こだわりの主翼下面をじっくり見せてもらいました。とても緻密な設計をしています。



こちらも大事に飛ばさせてもらいます!



多くの方とお話しする機会を持てて、とても充実した日になりました。
みなさま、今後ともよろしくお願いします。

さっ、私もまたがんばろっと!
なんとか西潟さんの高さを経験したいなぁ。


ところで、武蔵野中央公園の傍にあるファミリーマートでAOZORAケントを購入しました。


色は、従来のAGケントと変わりませんが、紙の厚さは若干AGケントよりも薄い感じがします。今までと同じつくり方だと、強度も剛性も不足するかもしれません。




2015年10月4日日曜日

もしかしたら。。。


もしかしたら、来週10月10日の木村杯には参加できるかもしれません。


もともと、仕事の山(3山)の関係で無理な時期だったので、あきらめていました。ところが、その仕事のスタートが遅れてきており、山は1つ程度になりそうです。

3つも山が重なったらエベレストみたいな険しい負荷になるので、遭難していたかもしれませんが。。。

残りひとつの山の状況にもよりますが、もしかしたら参加できる可能性が出てきました。

となると、機体整備を急がなくちゃ!

というわけで急造した機体が1機完成しました。
(最近、急造ばっかりでちゃんと乾燥時間を確保した作り方をしていません。)

FC77 WINDOM TypeD  3号機です。


接着/乾燥時間が短かったせいか、右主翼が少しねじれてしまいました。
大きな影響がなければいいけど。。。



外翼の上反角は36°ぐらい。
ちょっと大きめです。
この機体で参加できるかな?



後でねじれが拡大しなければいいけど。。。

ちなみにこの型の1号機はすでに水平尾翼がねじれてしまっています。(水平尾翼を生乾き状態で組み立てた。)