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2025年8月30日土曜日

炎天下の記録会

 夏場の週末は、多摩川河川敷「二子玉川緑地運動場」で練習しています。


早朝から野球やサッカーが始まるまでの2時間程度の集中練習。今日もいつものメンバが集まりました。

いつもは思い思いに飛ばしているのですが、今日は久しぶりに記録会を行うことになりました。


記録会の開始時間がちょっと遅かったので、野球場側の準備が始まってしまい、8回で終了です。

しかし、あっちぃ~。。。





2025年1月25日土曜日

おかえり!

 おかえり!

武蔵野中央公園でロストした機体が戻ってきました。調べてみたら、2024年4月の予選でロストした機体のようです。約9か月ぶりに戻ってきたことになります。


見つけてくれた方、届けてくれた方、保管してくれていた方、ワタクシのところまでハンドキャリーしてくれた方、皆様の暖かい心遣いのおかげで9か月ぶりに戻ってきたわけです。本当にありがたく思います。

残念ながら、相当の風雨に晒されたようで、変形は激しいのですが、バラストは再利用できそうなので、さっそく取り出しました。

2025年1月3日金曜日

新型機開発(4)

まだ、ブログ作成は追いついていません。この投稿も昨年のネタです。(昨年のやり残しの消化はモチベーションがイマイチ。。。)

【量産初号機】

思いつく主要な試作確認は出来たので、そろそろ図面 FIX に入ります。 まだ追加確認したい部分は山ほどありますが、 機体の主要諸元は見えてきたので、後は量産しながらマイナーチェンジを重ねていきます。

ところで、 「量産」とは何?

基本手作業でコツコツ製作していくので 「量産」 といっても個別生産と何も変わらないのですが、一部の部品はまとめ印刷、まとめ製作が出来るので、すきま時間で前倒しで準備しておけることがメリットであり、ワタクシの「量産」の定義です。

といってもワタクシの場合、 どんなに頑張っても2機/1か月のペースなので、たかが知れています。 従って今から量産に入らないとシーズン開始までに5機揃わないのです。 その途中の練習でロストしたらもう大変!




ZEROです。



V尾翼の部分はあらかじめスタブチルトを付けておくのですが、治具で角度設定することにしました。


正面から見ると、こんな感じの角度です。10°設定なのですが、ちょっと大きすぎるので、接着剤が完全硬化する前に、少し手作業で戻します。この治具も作りかえないと。。。


ウェポンベイならぬ、バラストベイも少し改良し、錘の投下がスムーズになるようにしました。



主翼前縁はこんな感じ。

スーパー前もっこり、そして前縁は翼弦の2%に相当するR1.5の丸みを付けました。Φ3の竹ひご(料理用のクシ)を型にしてRを付けたのですが、結構面倒くさかったです。



全体組立した結果のV尾翼のチルトはこんな感じ。ラダーは殆ど切っていません。




そして、期待を胸にフィールドで初期調整。

年末の飛ばし納めはこの機体。




そして、飛ばしてみた結果。。。



飛びました。滑空しました。でも。。。

なぜか上昇しにくい。全力発航してもちょうどよいループが得られない。滑空速度も心なしか、少し早い感じがします。


おかしいなぁ。抜群の上昇性能が出る翼型なんだけどなぁ。妄想の中ではふんわりふわふわ滑空のはずなんだけどなぁ。

ちょっと、しょんぼり。。。


2024年の飛ばし納めはこんなもんか。。。と片付け始める前にちょっと主翼の取り付け角度を確認してみました。(下の画像は、帰宅後に改めて確認した結果。背景は気にしないでね。)


Bodyの下面、Boomのラインと比較して著しく前縁が下がっているように見えます。左翼も右翼も同じように下がっています。これでは適切な迎角が得られない。
主翼だけで見てみると、かなりマイナス迎角になっています。

なぜだろう?

主翼取り付け部の図面は変えていないのに。。。

うーんと考えた結果、チョンボに気が付きました。

翼型を変えた際、下面のふくらみを抑えたのですが、その結果として翼自身が前かがみになりました。それに気づかずに従来のインタフェースで接着したことで、主翼前縁が下がってしまったことが原因であることに気が付きました。

設計チョンボだっ!


主翼取り付け部をアセトンで溶かして、インタフェース部の交換取り付けを考えましたが、ちょっと面倒くさかったので、対処療法としてガスレンジであぶりつつ、主翼をねじり上げて平行に矯正しました。これでだめなら、インタフェース部の取り換えか、主翼の作り直しだ。。。


年末作業はここでおしまい。

年明け後に矯正後のグライド確認をします。(うーん、早く試したい!)


こんな感じで、まだまだ量産機というにはほど遠い状況。量産を宣言するのが早かったかな?


ところで、機体格納ケースですが、全く進んでいません。 コンテナケースを購入しただけ。 その中のレイアウトも決まっていないし、 各種ホルダ形状も決まっていない。 頭のなかのイメージにあるだけ。 憂鬱だなぁ。。。

従来ケースには収まらないので、持ち運びはとても不便です。 シーズンが始まる前までには何とかしないと。。。

ということで、正月は機体ホルダをシコシコ作り出しました。

モチベーションが。。。






2024年12月30日月曜日

新型機開発(2)

新型機開発の続きです。


【主翼】

ワタクシの機体はなぜかスパイラル安定性が低く、乱れた気流やサーマルから弾かれた際、あるいは失投状態でスパイラルに入ってしまうことが多いです。

スパイラルモードに入る前の段階でえぐるような急旋回で姿勢回復させるトップフライヤーとの差が明確にあり、 「残念な結果」 に終わることが多かったです。

この原因と対策をいろいろ探り、悩んできました。 対処療法として重心を後ろ設定にしてみたり、 外翼の上反角を大きくしてみたり、迎角を大きくしてみたり。。。それでも大きな改善は見られませんでした。


これがずっと悩ませてきた大きな課題なのです。


原因はなんだろう?


色々な文献やネット情報 トップフライヤーのレポート等を漁りまくった結果、たどり着いた結論は「翼端失速」 でした。 (意外と平凡な原因)

定常滑空時の範囲では失速は起きていなさそうなのですが、 機軸方向から少しずれた角度から相対風が来た場合、 大きな上反角の影響で外翼の迎角が極端に大きくなり、上面の全剥離状態が発現するということです。下面側の正圧は引き続いて発生してはいるものの、剥離による抵抗成分が大きくなるためにドラッグラダーのような恰好でどんどん旋回半径を小さくする方向に機首を振ってしまうことが原因であると特定しました。


原因を特定したことで、 対策方法も明確になりました。

 (0) 外翼にねじり下げをつける

 (1) 外翼に後退角をつける

 (2) 後退角に沿って正確にキャンバーをつける


このうちねじり下げは外翼を内翼平面内で回転させて取り付けることで実現するのですが、 組立後の管理として必要な 「ゆがみチェック」 が実施しにくくなることから不採用とし、 外翼に後退角 (5°)をつけ、この後退角に沿った正確なキャンバーがつけられるような治具による成型としました。

さらに、翼型について、下面側キャンバーのふくらみを抑えつつ前縁のそぎ上げを維持するために小さな折筋を入れ、 「アゴ」 を形成ました。

 (後に発現した課題のために結果的に取りやめました)


この主翼は2作目。


光の筋で外翼のハイポイントラインに後退角がついているのがわかるかなぁ?



【試作1号機】


ボディは組立後の寸法的な課題解消のために型紙寸法を修正して作り直し、 主翼は上記試作翼を取り付けました。 50 投近く飛ばした結果、 懸念していたスパ

イラル安定性はかなり向上していることが確認でき、安心感も高まりました。 でも残念ながらスパイラルダイブを「ゼロ」 にすることが出来なかったため、さらなる改善が必要であると感じています。

多くの方のHLGはもっと大きな後退角をつけているので、そこら辺が継続検討項目であると考えています。

一方、発進直後からの速度低下が大きく、あまり獲得高度が高くない感じを受けました。現場で「アゴ」部分を少しずつ潰していくと改善されていく感じを受けたので、次の試作からは 「アゴ」 の形成を取りやめました。

滑空姿勢は、 モーメントアーム拡大 (20mm)の影響でピッチ安定性能が増大しました。




【V尾翼】

試作1号機の特徴 (機体固有の特徴) は旋回半径が大きく、ラダーを深く切る必要がありました。 その結果、 発進時のバレルロールが大きく、 これも獲得高度を上げられない原因と考えました。

そこで対策として、 V尾翼のスタブチルト設定を試みました。 V尾翼は単純水平尾翼と比較してスタブチルトによる旋回効果が小さいので、大胆にチルト角度を設定してラダーを切る量を減少させる「トライアル」 を実施することにしました。次の試作では、スタブチルトを10°に設定して組み立ててみることにします。

また、V尾翼の相対開き角度は136°(23年)、144° (24年)と変えてきており、144° では広げすぎによる垂直容積不足が感じられたので その中間として140°としました。

 (これ以上は、もう悩まない!)



試作0号機、1号機のテスト結果を踏まえて、次は量産を意識した試作機に反映します。

投稿その3に続きます。


2024年12月15日日曜日

フライト記録会

 本当にひさしぶりのこうしんです。

きょうは、快晴無風(チョー寒いけど)。絶好のフライト日和です。田んぼにいつものメンバが集まりました。さっそくフライト記録会です。


1ラウンド目。

ワタクシは試作機で参加しました。試作内容は別途まとめて整理しますが6割の確認が完了したところです。

Y関さんは新型軽量機です。無風時のゆったりしたフライトは素晴らしかったです。K明さんは抜群の性能ですね。上昇も力強く、返りも安定しており、非常に高いところから見事な滑空を始めます。全く歯が立たず。。。


2ラウンド目。

だんだん空気も温まってきて、時折サーマルが発生する状況です。

K明さんは4MAX。まったく手が付けられません。ワタクシの試作機もそれなりに頑張ってくれましたけど、マダマダです。K明さんの機体にはどんな秘密が隠されているんだろう?


3ラウンド目。

時間も遅くなってきたけど、相変わらず風が弱いので、5投だけ実施しました。


今日はとても気持ちよく飛ばすことが出来ました。真っ青な空に白く輝く機体を見るのは気持ち良いものです。

それはそうとして、なんとか試作を完成させなくては。。。






2024年11月5日火曜日

トホホな決勝!

 少し時間をおいてしまいましたが、 第29回全日本紙飛行機選手権の結果です。

反省は多々。

1週間前までの予報では、1日中雨。雨天決行なので、雨対策で頭を悩ませていま
した。ところが、1週間を切ると雨は未明に上がるものの、 風が出て来る予報に変わってきました。
(これはこれで嫌だな。)






前日のエントリと機体検査は雨のため、前倒し実施される方は少なく、 当日行列
が出来ました。
私の機体の方は、1か月前のJAPAN CUP と同じ状況で、順次尾翼ユニットを作り
変えて準備して来たのですが、 調整が間に合っておらず、決勝当日を迎えてしま
いました。
この全国大会の決勝では、全国の強豪ランチャが自慢の機体を持って集まってき
ます。


1年ぶりに再会される方がほとんどで、とても楽しい大会です。
ワタクシも信頼おける特性を持つ機体を1番機から4番機まで機体検査を受けまし
た。



開会式が終わって、早速競技開始。
競技はカテゴリごとにグルーピングされてどんどん実施していきます。
自由機ハンドランチは最初のグループです。
開会式が終わるころには、予報どおりどんどん風が強くなってきました。
最近のワタクシの機体はどうも乱れた空気に弱い。 これが最大の不安ですが、 今
更なす術もなく、 やるっきゃない。
結果、 5投中3投が風にもまれてスパイラルダイブ。 散々な結果になってしまいました。
上位入賞者は、そういった風の中でもしっかりグライドしており、圧倒的な差を
感じました。
(トホホ。。。)

午後には規定機種のハンドランチ(R590)
オーバスローで投げる機体なのですが、 相変わらず肩がギシギシ言っています。
結果、 初速が出ないので、 到達高度が低く、4投目までは10秒台という体たらく。
でも、今年は2週間前から就寝前にタオルを振ってシャドウトレーニングをしてきたので、昨年よりもいくらかマシなんですが。。。 結果が伴っていない。
最後の5投目は大事に投げようと、少しでも良い気象条件を待ち続けました。
(最後の饅頭を食べずにずっと残している感じ)
(毒饅頭じゃなきゃいいけど。)
そして競技終了の15分ほど前、覚悟を決めて最後のフライト。
皆さんよりもずっと低いですが、今日の5投中もっとも高く上げられました。
気象条件もよく、ふんわりふわふわな環境の中、 落ちるでもなく、上がるでもなく、
ふわりひらりと機体は旋回しながら風下に流れていきます。
風も少し弱かったことも奏して、風下の木に引っかかることなく、低いところで木
の枝か遊んでいる人に当たって飛行停止しました。
結果54秒。 4回分に匹敵するような結果でした。
全くのラッキーでしたが、ちょっと気分は回復。
それだけでなく、 5投目のラッキーフライトで準優勝となりました。
(ということは、皆さんもこの風で苦労されていたんですね。)
もっとも気合を入れていた自由機でトホホな結果だったので、規定機の準優勝はとても嬉しかったです。


さて、次に向けて機体設計を抜本的に見直そう。 そう決意しながら帰路につきました。
新機体の開発目標は、「平均タイムを上げる」のではなく、「最低タイムを上げ
る」 です。今回みたいな3回の風にもまれたスパイラルダイブを0回、ないしは1回に抑えることを目標とするものです。

で、どうしたら良いんだろう?
誰か教えて! !


2024年10月12日土曜日

田んぼOPEN

 8割ほど稲刈りが終わっていて、待ちに待った田んぼシーズンのオープンです。

今日は予報と違ってちょっと風が強かったのですが、ワタクシを含めた夏場のはぐれ組が集まってきて、にぎやかです。


南側はまだ刈り取っていない田んぼが少しありますね。



北側はほぼ刈り取り完了。


これ、なんだかわかりますか?
もみ殻を焼いているんですね。多分数週間じっくり焼き上げるんでしょう。


田んぼの良いところはその場まで車で乗り付けて、車の中でじっくり調整や修理ができること。マイペースが気持ちいい。


風が強くなってきたので、タイマーを付けて練習。


タイマーが効いたところでフワフワ降りてきてくれたんですが、もうちょっとでローストグライダーになるところでした。

待ちに待った田んぼシーズンのオープンです。近隣の方々とも久しぶりに会って、それぞれの健康を称えあいました。

貴重なエリア、大切に遊ばさせてもらいます。