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2025年3月20日木曜日

新しいコンテナケース!

どうもサボり気味で、 久しぶりの投稿です。

今年に入ってから、紙飛行機の設計を大きく変更して来たのですが、その結果として従前のコンテナケースには入らなくなってしまいました(分かっていたことですが)。

普段の練習エリアには車で行くのでコンテナケースが無くても何とか騙しだまし過ごしてきましたが、遠征のことも考えて、少しずつ準備してきました。

実は、まだ7割くらいの完成度なんですが、時間切れでもあり、遠征も近づいてきたのでとりあえず運べるところまでは完成させました。


ベースとなるコンテナはコレ。


結構大きめのケースなんですが、新幹線の荷物棚にも入れることができるサイズです。
内寸は、541L×371W×210Hであり、内部を2層構造にするとハンドランチ機(450W)が最大18機格納できるレイアウト設計としました。

でも、1階部分だけでヘトヘト。
嫌気がさしてしまったので、2回部分はR590機体を3機格納するレイアウトにしました。


その1階部分が本日やっとできました。この時点で完成度7割です。是非、紹介させてください。紙飛行機はいつものとおり、分割収納方式です。


まずは主翼スタンド。同じ形をいくつも作るのって、苦痛ですよね。


そしてこちらはBodyホルダ。設計通りに正確に切り出して組み立てるのですが、素材の厚みにバラつきが大きく、組みあがりの寸法は設計よりも少し大きくなってしまいます。

そのため、実寸を測定して、図面に反映しなおして、レイアウトを調整していくのですが、これも面倒くさい。なのでモチベーションが続かず、進捗が悪いのです。紙飛行機をいじっているほうがナンボか楽しい。

これをベースとなる板に貼り付け、周囲を枠で囲って箱型にします。


なぜ、箱型にするかっていうと、この上にツールボックスをつけるのです。このツールボックス兼フタはマグネットシートで接合しています。

飛行機で荷物を預けた際に、フタが外れて中の機体がグチャグチャにならないように磁力の強いマグネットシートを使ったのですが、普段使いでは、フタを外すのが硬くて一苦労。ですので、とりあえずマグネットシート面にマスキングテープを貼って磁力を弱くしました。(あくまで応急のつもりですが、このままになりそう。。。)


現地で組みあげた機体を保持しておくのが、この機体スタンド。コンテナケースのふちに引っ掛ける金具をつけています。


そして、コレ。
なんだかわかりますか?
いろいろ考えたのですが、これしか思いつかなかった。竹串の林。。。

答えは後ほど。。。


これらのパーツをケースの中に取り付けていきます。
ギリギリ入った!



試しに、1機格納してみます。


うん、入った入った!
先ほどの竹串の林。実は分解したY尾翼ユニットのセンタフレームを突き刺して固定するためのものでした。

さらに翼幅450mmの機体、360mmの機体をいくつか格納してみました。

ケースの周囲には2階用のプレートを支える柱を貼り付けています。上手くはまったので、ちょっとうれしい。。。



さらにケース外側に持ち運び用のハンドル(ショルダーストラップにもなる)をつけて、一応使えるようになりました!!

1階部分しか出来ていないけど、かなりウレシイ。

その2階部分ですが、まだこんな感じ。

これからR590用のホルダを取り付けます。このボードは交換可能なように考えており、2枚目のボードは翼幅360mmの機体を2機、ほぼ組み立て済状態で収納できるようにする予定です。

ひとまず、この状態で木村杯に参戦してみよう!


2025年1月26日日曜日

ブンブン丸3号

 今週末は2日とも強風でした。機体のテストはあきらめて、「投げ」の練習が中心となりましたが、タイマーを8秒ぐらいに設定しても、着地するまでに100メートル以上流されてしまう状況でした。

なので、久しぶりに「ブンブン丸」を取り出して、シャドゥトレーニング。晴れた田んぼの真ん中でシャドゥトレーニングっていうのもなぁ。

画像はブンブン丸3号です。



イメージアップの練習には、なかなか良い感じです。
ブンブン振り回して、ストレス発散!!


2025年1月3日金曜日

新型機開発(4)

まだ、ブログ作成は追いついていません。この投稿も昨年のネタです。(昨年のやり残しの消化はモチベーションがイマイチ。。。)

【量産初号機】

思いつく主要な試作確認は出来たので、そろそろ図面 FIX に入ります。 まだ追加確認したい部分は山ほどありますが、 機体の主要諸元は見えてきたので、後は量産しながらマイナーチェンジを重ねていきます。

ところで、 「量産」とは何?

基本手作業でコツコツ製作していくので 「量産」 といっても個別生産と何も変わらないのですが、一部の部品はまとめ印刷、まとめ製作が出来るので、すきま時間で前倒しで準備しておけることがメリットであり、ワタクシの「量産」の定義です。

といってもワタクシの場合、 どんなに頑張っても2機/1か月のペースなので、たかが知れています。 従って今から量産に入らないとシーズン開始までに5機揃わないのです。 その途中の練習でロストしたらもう大変!




ZEROです。



V尾翼の部分はあらかじめスタブチルトを付けておくのですが、治具で角度設定することにしました。


正面から見ると、こんな感じの角度です。10°設定なのですが、ちょっと大きすぎるので、接着剤が完全硬化する前に、少し手作業で戻します。この治具も作りかえないと。。。


ウェポンベイならぬ、バラストベイも少し改良し、錘の投下がスムーズになるようにしました。



主翼前縁はこんな感じ。

スーパー前もっこり、そして前縁は翼弦の2%に相当するR1.5の丸みを付けました。Φ3の竹ひご(料理用のクシ)を型にしてRを付けたのですが、結構面倒くさかったです。



全体組立した結果のV尾翼のチルトはこんな感じ。ラダーは殆ど切っていません。




そして、期待を胸にフィールドで初期調整。

年末の飛ばし納めはこの機体。




そして、飛ばしてみた結果。。。



飛びました。滑空しました。でも。。。

なぜか上昇しにくい。全力発航してもちょうどよいループが得られない。滑空速度も心なしか、少し早い感じがします。


おかしいなぁ。抜群の上昇性能が出る翼型なんだけどなぁ。妄想の中ではふんわりふわふわ滑空のはずなんだけどなぁ。

ちょっと、しょんぼり。。。


2024年の飛ばし納めはこんなもんか。。。と片付け始める前にちょっと主翼の取り付け角度を確認してみました。(下の画像は、帰宅後に改めて確認した結果。背景は気にしないでね。)


Bodyの下面、Boomのラインと比較して著しく前縁が下がっているように見えます。左翼も右翼も同じように下がっています。これでは適切な迎角が得られない。
主翼だけで見てみると、かなりマイナス迎角になっています。

なぜだろう?

主翼取り付け部の図面は変えていないのに。。。

うーんと考えた結果、チョンボに気が付きました。

翼型を変えた際、下面のふくらみを抑えたのですが、その結果として翼自身が前かがみになりました。それに気づかずに従来のインタフェースで接着したことで、主翼前縁が下がってしまったことが原因であることに気が付きました。

設計チョンボだっ!


主翼取り付け部をアセトンで溶かして、インタフェース部の交換取り付けを考えましたが、ちょっと面倒くさかったので、対処療法としてガスレンジであぶりつつ、主翼をねじり上げて平行に矯正しました。これでだめなら、インタフェース部の取り換えか、主翼の作り直しだ。。。


年末作業はここでおしまい。

年明け後に矯正後のグライド確認をします。(うーん、早く試したい!)


こんな感じで、まだまだ量産機というにはほど遠い状況。量産を宣言するのが早かったかな?


ところで、機体格納ケースですが、全く進んでいません。 コンテナケースを購入しただけ。 その中のレイアウトも決まっていないし、 各種ホルダ形状も決まっていない。 頭のなかのイメージにあるだけ。 憂鬱だなぁ。。。

従来ケースには収まらないので、持ち運びはとても不便です。 シーズンが始まる前までには何とかしないと。。。

ということで、正月は機体ホルダをシコシコ作り出しました。

モチベーションが。。。






2024年6月2日日曜日

紙飛行機の小ネタ!

 小ネタです。

コレ、何だかわかりますか?

雑な仕上がりですが。。。




Tail Boomのねじれ矯正用グリップです。Tail Boomの両端に差し込んでねじりトルクをかけて、ねじれを矯正します。


墜落して損傷したときに交換するTail Boomなのでのですが、個々に微妙なねじれがあるので、後端部に尾翼を取り付けた際に少しチルトが出ちゃうんですね。これが結構気になっていたのです。指で無理やり矯正しようとしていたのですが、結構ねじり剛性が高いので、無理やりやっていると、ポキッとやってしまうことがありました。Tail Boomをガスレンジであぶって加熱した状態だと比較的簡単にねじれるのですが、フィールドでは出来ないので。。。


スパナ方式も試してみたのですが、口が開いてしまうのでうまくできませんでした。そこでこの治具。並進力は加えずにトルクだけ掛けることができます。

でも、やっぱり組立時に精度よく作るのが一番ですね。このグリップで常温矯正出来るのは±5°程度です。

今日、二宮杯の予選だったのですが、残念ながら雨模様。欠席して紙飛行機製作日とします。

2023年11月23日木曜日

試験用標準胴体

 冬は、次のシーズンに向けていろいろな実験をしてみたくなる季節です。様々な実験を効率よく実施できるように、試験用標準胴体を製作しました。ワタクシの機体は主翼/尾翼/胴体が着脱できる構造なので、このうち、共通的に使う胴体部分の製作です。


実験用なので墜落が多発することが容易に想像されるため、Tail Boomはカーボンパイプにしています。一応、デサマを装着。錘投下式です。


丸いカーボンパイプなので、着脱式尾翼ユニット装着のためのアタッチメントは面倒くさかった。


尾翼と主翼は中古品が結構あるので、それを活用していろいろな実験をしてみたいと思います。


組み立てるとこんなイメージになります。


でも大切なのは、何の実験をするのか?
それはこれから考えます。

2023年2月11日土曜日

そろそろ製作準備

 この時期、いつも同じ投稿になってしまいます。今年の機体仕様が確定していないなか、そろそろ機体を揃え始める時期になってきました。そうすると、最も変更の要素が少ない部分だけを作り置きすることになります。ボディ部分です。昨年は作り置き後に急遽さらなるショートノーズに設計変更したので、無駄になってしまいましたが、今年は大丈夫でしょう。



単なるボディなんですが、主翼の着脱、Tail Boomの挿抜、投下錘など、精度が必要な部分が集まっています。なので、最近はこんな治具を使って精度を確保しています。
成形治具というよりは、ゲージのような使い方をしています。隙間なくパッチリとハマれば合格。




2022年10月30日日曜日

紙ホタル

最近、日の出時刻がどんどん遅くなっていますね。紙飛行機の練習時間が短くなってしまいました。なんとか練習時間を確保したい。。。

そんな訳で、紙飛行機をホタル化して飛行経路が視認できるかどうか試してみました。


釣具屋さんで売っている夜釣り用のサイリュームライト、「ケミホタル」を紙飛行機の重心位置に装着してみました。


結構、明るいです。
色々なサイズがあり、試してみたのですが、最低でも50mmサイズが必要という感じです。50mmサイズですと、紙飛行機が流されても100m程度までは何とか視認できました。


田んぼなので、着地と同時に見失うのですが、近づいてみるとボーっとした輝点を見つけることが出来ました。
着地点から20mまで近づければなんとか発見することが出来そうです。


しかし、課題もありました。真っ暗な中で回転投げをするわけですが、目印もないのでどのくらい回転したのか分からなくなります。また回転時の足元も分からないので、結構怖くて不安かも。当然全力発進は出来ないので、7割スローぐらいになるのですが、機体上昇中は「光」が主翼の裏にくるので、何にも見えない状態になります。2秒後ぐらいには滑空姿勢になって、ポッと光が見え出します。この間の不安なこと。。。

グライドに入ると「紙ホタル」はとても綺麗です。オリオン座の中を緑色の輝点がスーッと円弧を描いて動く姿は神秘的でした。

病みつきになりそう。。。




あっという間に日の出の時間。この後は普通に飛ばします。
決勝も近いので、機体の選抜と調整を進めないと。。。


あまり上手に撮れませんでしたが、動画を交えてアップしておきます。



2022年3月12日土曜日

デサマ動作

紙飛行機用の着脱式デサマライザー。

風が強い時の練習には最適なのですが、実は今まで本来の目的であるサーマルからの離脱を目的として使用したことがほとんどありません。強風時の練習ではタイマーをせいぜい10~20秒程度に設定する程度。錘投下動作に失敗しても機体を回収に行く時間が伸びるだけ。

本日は風は弱いのですが、サーマルが出てきました。まだ時間も早いので、まだ飛ばしたい気持ちと、一方で機体無くしたくない気持ちから、デサマを本来の目的のために装着しました。

タイマーを1分程度に設定して、「トリャー!」

予定通り、サーマルにヒット。それも結構強力なサーマルです。頭上でどんどん高度を上げ、どんどん小さくなっていきます。

見えなくなる前にデサマは動作するかな?(ちょっと不安)

約1分後、機体がガクッとピッチングしたのを確認できました。錘投下が上手くいったようです。その後20秒くらいかけて無事に降下してきました。


下の動画はデサマ動作をスローで撮影したものです。

ロータリダンパにつながるゴムワイヤが外れてから、錘が投下されるまで少しタイムラグがあります。この時に錘が引っかかっちゃうことがあるんですよね。



2021年7月25日日曜日

オリンピック休暇の工作

 オリンピックのための今年だけの4連休は、たっぷり紙飛行機を楽しみました。日の出直後からの毎日朝練。

でも、25日の武蔵野最終予選はサボってしまいました。だって、あまりにも暑いんだもの。オリンピックも見たいし。。。

一方、紙飛行機の製作は殆ど進みませんでした。オリンピックを見ていると、工作の手が止まってしまう。

そんな訳で、チマチマした工作は諦めて、大型紙飛行機キャリングケース内の整理をしました。今まで、ぐちゃっと乱暴に放り込んでいた飛行機を綺麗に整理するための治具工作(組立)です。

まずはこれ。結構面倒くさかった。ボディホルダです。


高密度でボディを格納し、どの一本でもすっと取り出すことが出来るようにアクセス性を確保する形状です。

こちらはおなじみのウイングホルダ。似たようなものは幾つも作っているのに毎回設計が異なります。これも面倒くさかった。このパーツは完成までに1ヵ月かかりました。単に集中力がなかっただけですが。

これらパーツをキャリングケースに組み込んだものがコレ。
最大翼幅460mmまでの機体が8機格納できます。

なんとなく、整理ができた感じ。
今までは、このケースに無造作に放り込んでいた無法状態と比較するとかなりいい感じ。

でも、まだちゃんと固定できていないのが、Y尾翼。写真は単に並べただけ。
どうやって固定したらよいか、考えるのも面倒くさい。
しばらくはこのまんまかな。。。






2020年5月1日金曜日

GWの工作

緊急事態宣言中のため、GW中であっても外出自粛、ドライブ等には出かけられません。そこで、GW中に実施した、なんちゃって工作の紹介です。

さて、出来上がったのがコレ。
相変わらず、やっつけ仕事ですが、どうやって使うものでしょうか?


右のものは、ウイングマンションです。
3階建てのこのマンションには合計18機(ちょっと無理れば21機)分の格納が出来ます。
ドサッと置いているだけなので、出し入れも簡単です。



そして、コレ。
細かい仕切りが入っています。



そうです。
胴体スタンドです。こんな感じで胴体をサクサク立てていきます。


右列、左列ごとに向きを変えて立てることで、垂直尾翼の干渉も最小限に抑えています。
このスタンドで、18機分の胴体が格納できます。


さぁ、後は実際に格納する機体。
外出自粛中なので、時間はタップリあるのですが、競技も次々に中止か延期になっていることもあり、製作モチベーションがイマイチ上がらない。
ボチボチやっていきます。