2013年8月31日土曜日

三角胴から四角胴へ

胴体の悩みは続きます。


ずっと気になっていたのですが、私が作る三角胴の場合、「のりしろ」は下側の頂点側で内側に折り曲げながら接着します。


この「のりしろ」。
接着剤を含めて、それなりに質量が嵩張るのですが、胴体としてみたとき、強度にも剛性にも寄与していないのです。

三角胴「のりしろ」、この部分をもうちょっと有効に使えないかな?

胴体の損傷はほぼ必ずこの後部三角胴の部分です。初回の軽微な損傷であれば外側からパッチを当てて修理していますが、2回目以降は胴体そのものを作り直す必要があります。

なかなか、メンドクサイ。。。。

後部胴体だけ、ササッと交換できたらなぁ。


ということで考えたのが四角胴。
今までの三角胴の「のりしろ」部分を少し幅広にして、四角胴の底辺にします。そうすると、曲げ剛性と曲げ強度が相当向上するはずです。



四角胴の場合は、断面がひしゃげる(平行四辺形になる)損傷モードがありますが、軸方向にテーパ形状になっているため、意外と丈夫そうな感じがします。


後部四角胴体はここにはめ込みます。

最終的には白い紙テープで下から固定すれば、一体の胴体が完成します。




後部四角胴体を何本か作ってみて交換し、アライメントの再現性を確認してみましたが、四角胴体さえ、正確に作ることが出来れば、交換は問題なさそうです。




この試作胴体を使って新型機を設計してみたいと思います。








2013年8月24日土曜日

ウォーミングアップ用胴体の試作

3.5mm幅の三角胴を使用したWIZARDを作るようになってから、胴体の損傷/修理/交換頻度が上がっています。

ちょっとした墜落/不時着で、座屈しちゃうんですよね。
最近はインナダブラを入れて補強していますが、質量への影響がとても大きいのです。

胴体を損傷させてしまう頻度が極端に上昇するのは、
その日の練習を始めて直ぐの頃、新作機でフライトの癖がつかめていない場合が多いようです。

まだ肩が温まっていない状況でのハンドランチでは、なかなか思ったとおりの発航が出来ず、ついつい肩をかばってしまった結果、発航時の速度と方向/姿勢角度が一致せずに、翼端から着地させてしまうことが多いのです。

逆に、肩が温まってからの胴体損傷はほとんど発生していません。

そんなわけで、大切な機体を損傷させないために、ウォーミングアップ用の胴体を作ってみました。



紙製胴体のパーツを利用しつつ、心棒はバルサ胴です。



錘の搭載位置はチョコチョコ調整することが出来るように上部側に設定しました。


バルサ胴だからそんなに折れることはないと思いますが、この胴体はシンプル構造のため、結構作りやすかったので、あらかじめ何本か用意しておきます。



それでは、フィールドへ!



飛ばしてみました!




帰ってきました。。。



3フライト目ぐらいで、ポキッ!

しかも、1回じゃないんです。


5回もやっちゃいました。
最初は、瞬間接着剤ですぐに復活するバルサ胴の便利さに嬉しくなっていましたが、さすがにここまでポキポキいくと。。。。

とても折れやすい素材だったのですね。
決してヘタクソなのが原因じゃないですよ。   ね。












2013年8月11日日曜日

風立ちぬ

暑いですね。

朝早くから出てきているのですが、ムッとした暑さがこたえます。




こちらの飛行場でも、「風立ちぬ」の逆ガル翼機体を製作されている方が2人おります。

ほら、結構かっこいいでしょ。



逆ガルの特徴をよく捉えています。
結構、かっこいいっすよね。


揚力中心が低いので、「返り」動作が難しい感じですが、上手く返ると、結構気持ちよく飛んでいます。




それで、私の方は。。。。

いつものとおりの機体です。


ARTEMISの2号機。

安定した滑空をしてくれます。

空気が全く動かないぐらいの無風状態だったので、思いっきり打ち上げました。



















日差しが強くならないうちに、ハンドランチ。
今日は、滑空タイムを計ってみます。

WIZARDです。




















相変わらず、失投が出るのですが(投げ方がヘタクソなので。。。)、今回はショートノーズの返りの良さに助けられました。

上手く返ると、ほんとに1クラス上の空が待っています。

楽し~ぃ!
あ~ぁ、でも、汗がダラダラ。。。




2013年8月4日日曜日

久し振りの青空!

ここのところ、ずっと天気が今一つでしたね。暑さが和らぐのは良かったのですが、青空の下で飛ばしたかったですね。


今日、一時的にパラパラと雨が降ったものの、6時30分くらいから徐々に晴れ間が見えてきました。

トロピカルARTEMISの2号機です。



ちょっと、最初の調整に手こずったのですが、決まってしまえばこっちのもの。



きれいに返ってくれました。

ゆっくりとした旋回が特徴です。



飛行中に主翼のデザインが見えることはほとんどないのですが、たまたま風に煽られた時、ロール姿勢が崩れた瞬間です。




今日は、黄色いものクラブ。
黄色のカラーリングのハンドランチ機 WIZARD です。



いきなりですが、赤トンボとのランデブー。



赤トンボは直進、機体はゆっくり左に旋回します。




トンボとのランデブーを終えて、帰還してきました。



今日は風も弱かったので、ゆったり飛ぶ姿を楽しむことが出来ました。

人間様は汗ダラダラですが。。。






風が弱いと発航地点に戻ってきてくれるのがありがたいですね。




今日は結構遊ばしてもらいましたよ。

3時間、飛ばしっぱなしでした。

日に焼けて、顔はヒリヒリ。頭のてっぺんから、靴下まで汗だらけ。。。

でも、とっても楽しいひと時でした。 やっぱり、この遊びはやめられませんね。













2013年8月1日木曜日

紙飛行機型紙のアップロード


夏雲とランデブーする紙飛行機はとてもワクワクしますよね。
FC73B1 Wizard
     夏色カラーリングバージョンです。
       この機体の型紙をアップロードしました。




「ダウンロードしてみよう」と思ってくださる方は、クリックしてみてください。

A4ラージサイズ(216×310mm)に適合したサイズですので、注意ください。
A4ノーマルサイズは特に準備していませんが、ご要望があれば配置を変えて準備します。

私が使用している紙は「ケンラン225kg,180kg」です。

 
ブルー、イエローの2機セットです。


プレビュー画面はボケた感じに見えるかもしれませんが、ダウンロードして頂くときれいなひまわりのカラーリングになっています。

  


「作って飛ばしてみよう」とまで思ってくださる方は、以下の組立説明書を参考に、よろしくお願いします。批評頂けると嬉しいのです。
組立説明書はこの機体には対応していないのですが、参考にはなるかと思います。