2022年2月27日日曜日

フライト記録会

 本日の記録会結果です。

今日は朝から気温が高い状況でした。昼前には風が強くなるという予報だったので、早めに集合。早朝は風が弱い状況でしたが、数分ごとに風向きが大きく変わるような条件でした。東風が吹いていたと思ったら、急に西風に変わり、すぐに南風が入ってきたり。。。

風速は2m/s前後かな?


今日もサーマル祭り。ちいさなサーマルから広範囲なサーマルまで比較的頻繁に発生しているようです。そんな中、K明さんは精度の高い投げ上げでした。返りも最終段の絶妙なロール回転で高々度に機体を入れます。どんなサーマルでも確実に捕まえて(捕まって)、タイムを伸ばしていきました。流石の記録です。

I山さんも正確な投げ上げと返りだったのですが、突然崩れるという感じ。ホントに微妙なタイミングとバランスなんですよね。

ワタクシは、どうも皆さんと同じ高度まで到達しない状況でした。力んでいるのかもしれませんが、リリース直前のパワーに比較して、リリース後は機体から「シューッ」とパワーが蒸発してしまう感じで上昇スピードが落ちてしまうんです。結果、サーマル空域までたどり着けず、恩恵にあずかるチャンスを失ったフライトが多かったです。

2022年2月26日土曜日

久しぶりの大型機

 久しぶりに大型機を製作し、飛ばしてみました。


作り方のコツを思い出すためのリハビリです。設計が成熟していないこともあり、組立時にちょっとしたテクニックとコツが必要なんですよね。ちゃんと設計に落とし込まないと。。。

大型機だけあって、投げ応えがあります。中途半端に投げるとうまく返らないので、思いっきり投げ上げます。

今日は風も無い快晴だったので、青空に飛ぶ紙飛行機がとても綺麗です。
下の画像は月とのランデブー。


ですが、この機体、一部接着不良がありました。投げ上げ時に不可思議な挙動が発生しました。着地後に確認してみると、案の定、主翼接合部が綺麗に界面剥離していました。結構大規模でした。接着時の押さえつけが悪かったのかな?





フライト記録会

本日の記録会結果です。

だいぶ、朝の冷え込みが和らいできました。そしてほぼ無風の状況。とても良い紙飛行機日和です。


1ラウンド目。風はほぼ無風。


空は濃い青で、白い紙飛行機がとても美しく輝いています。I山さんはSALランチが今ひとつ満足いかないようで、悩んでいました。(タイム的には贅沢な悩みの部類ですが。)
K明さんは相変わらずの元気いっぱいSALランチ。ブシューっという音を残して天高く舞い上がります。ただ、たまにスパイラル気味のグライドがあり、残念。
後半は緩い風ではあるものの、サーマルが少しずつ発生し始めた状況でした。

2ラウンド目。
風は南風に変わり、さらにポカポカになってきました。この状況、またサーマル祭りが始まりそうな気配がありましたが、それでも2ラウンド目を実施することになりました。



案の定です。ワタクシは1投目で見事にサーマルにヒットし、弱い南風に流されながら視界没。別の機体をケースから取り出して、2投目。またもやサーマル。それもかなり強いサーマルで、下から吹き上げられるような感じ。どんどん高度を上げて、あっという間に青空の中に消えていきました。前回と合わせて1週間で4機をロストしたことになります。
やばい、ケースの中はスカスカ状態です。早く作らないと。。。
南風もだんだん強くなってきたので、2ラウンド目はこの時点で中止。









2022年2月23日水曜日

フライト記録会

 今日は久しぶりに4人集まりました。

天気もよいし、比較的ポカポカだし。。。

簡単に言うと今日はサーマル祭り。あっちでもこっちでもサーマルがポコポコ状態。本来は嬉しいのですが、風も結構あったので、サーマルの中に入ると機体はあっという間にサヨナラ。。。一方、サーマルの隣では下降気流フェスティバル。スーッと地球に吸い込まれて行きます。


1ラウンド目。風速は3~4m/s。


Y関さんはせっかく作ってきた360mm機体を記録会前にポッキリ。残念。Y関さんはスタンディングスロー。それでも結構上がります。K明さんは失敗が多かったものの、相変わらず元気のよいランチングです。ビシューっと上がっていきます。
ワタクシは、本日おニューの機体。2週間前にサーマルでロストしてしまったために、同じカラーリングのものを急造して持ってきました。初っ端からグライドはよく、サーマルにもバッチリ食いついてくれます。しかし、3投目。見事にサーマルに持っていかれました。せっかく出来上がったばっかりなのに。。。
その後はケンラン180kgのペラッペラ機体で続投。この機体でも意外と強度的に問題なさそうですね。が、7投目。またしてもサーマルに持っていかれて、ロスト。
なんてコッタ。1日に2機ロストは痛い。そのため、8投目からはリタイアしました。

記録会終了後に、I山さんの大型機を投げさせてもらいました。
なんと、これもサーマルに持っていかれました。ゴメンナサイ。。。

さて、作らないと。。。


2022年2月20日日曜日

空気密度と滞空時間の関係(1)

 空気密度と滞空時間の関係(1)

紙飛行機は夏よりも冬の方が性能が良くなったように感じることは皆さん良く体験していると思います。また、その理由として空気密度が大きく関与していることが知られています。

この空気密度について、ちょっと調べてみました。

空気密度は期待の状態方程式をベースに以下の式で表されます。

ρ=P/{R(t+273.15)}

ココで、
ρ:空気密度(kg/m^3)、
P:気圧(hPa)、
R:気体定数(=2.87)、
t:気温(℃)

一年間の空気密度がどのように変化しているのか調べてみました。そのためには気温と気圧のデータが必要なので、横浜地方気象台のデータをダウンロード。昨年1年間のデータをプロットしてみました。
地方気象台のデータは、午前6時の時間で固定、気圧は海面気圧で固定しました。飛ばしている時間帯は必ずしも午前6時ではないのですが、まぁ大体そのあたりということで。。。



先の式からも明確なのですが、空気密度は気温に強い相関関係があります。一方、気圧は季節に関係ないこと、そもそも低気圧時は天気が悪いので紙飛行機は飛ばしていないことを考えると紙飛行機の滑空性能を比較する際にはに関しては、気圧はほぼ一定と考えても良いと思います。従い、空気密度はほぼ気温で決まると思って良いでしょう。

年間を通しての空気密度は最大で13%も変化しています。冬の今の時期は最も空気密度が高いのですね。この時期良く飛んだからといって性能が上がった訳ではないですね。

さあ、それでは空気密度と紙飛行機滑空時間の関係を調べてみたいと思います。
が、滑空時間データの整理はこれから始めます。記録は相当とっているのですが、色々なところに散らばっているので、ちょっとだけ時間がかかりそう。後程公開します。




2022年2月19日土曜日

フライト記録会

 本日の記録会結果です。


本日は風が弱いという予報でしたが、フィールドでは結構な風が吹いていました。おまけに曇っていたので、風が冷たい。

そんな中でも記録会。みんな変態ですね。

風速は4m/s、ときどき5m/s。上空の風も暴れています。


そんな中、皆さん良く飛ばします。30秒を下回ったのはワタクシだけでした。この30秒以下のフライト時は、思いっきり「吸われる」気流でした。発航は問題なく、それなりの高さに上がった(むしろいつもよりも上がった)のですが、あれよあれよと降りてきました。もうちょっと頑張ってくれよ~。

強い下降気流の時でもそれなりの滑空をするにはどのような調整が良いのだろう?

一回飛ばすと、相当風下に流されてしまうので、回収に時間がかかります。ですので、この10投を終えるまでに随分時間がかかった感じがします。

皆さんが平均で40秒を超えているのもスゴイですが、やはりI山さんは圧倒的な記録。風下に向かっていても機首を上げて飛んでいるんですよね。どこから推進力をもらっているのでしょうか?


2022年2月13日日曜日

フライト記録会

 まずは、昨日の記録会結果です。

ワタクシは昨日別の場所で飛ばしていたので、記録会は欠席。しっかり2名で記録を取っていました。


詳細は分かりませんが、この記録はすごい!。どんな戦いをしたのだろう?
スーパーハイレベルな記録です。


そして、本日の記録会結果です。

1ラウンド目。本日は10時から雨になる模様。この時の天候は曇り、風速は1~2m/s程度。


I山さんは相変わらず正確な投げ上げ、綺麗な返りでタイムを稼いでいました。K明さんは少し旋回調整に悩んでいましたが、全般的にとても良いグライドで、伸びが素晴らしい。
ワタクシは、昨日デビューの「ペラッペラ機体」で参戦。そんなに悪くはないグライドでしたが、他の2名と比較すると、「軽い機体」のメリットは生かせていない感じがしました。気づき事項としては、上昇パターンのバラつきが大きいことです。ちょっと尾翼を弄っただけで結構パターンが大きく変わってしまいます。紙が薄いのでもうちょっと丁寧な調整が必要なんでしょうね。

それから、この機体の強度上の課題、3か所目。
この記録会開始直前にスパイラル墜落させたのですが、テイルブームが少し曲がった程度だったので、手で直して参戦しました。後で気が付いたのですが、この墜落時に前部胴体の一部が座屈損傷して、皺が出来ていました。設計では、基本的にテイルブームがクラッシャブルゾーンになっていて、墜落時にテイルブームが折れることで他の構造を守っていたのですが、今回のこの機体、テイルブームだけは以前の紙(アオゾラケント紙)で作ったものでした。なので、相対的にこの部分が強くなり、クラッシュしなかったことで、前部胴体が損傷したのだと思います。ココも補強を考えないと。。。


2ラウンド目。
ぽつぽつ雨が降ってきましたが、久しぶりに大型機で記録をとることになりました。風も強くなってきて、3~4m/s程度。


結局、風はどんどん強くなり、回収に行くのが大変になったので、5回で終了しました。
ワタクシの5投目は、なぜかスパイラル。特にどこかが曲がっていた訳では無いのですが、原因は良く分かりません。まだ解明できない挙動があるんだなぁ。

やはり、大型機は投げ応えがあります。腕と指に「ビシッ」とくる感じがとても気持ち良いです。




2022年2月12日土曜日

ペラッペラ機体のフライトテスト

 本日は、午前中に予定があったので、いつもとは違う場所で紙飛行機を飛ばしました。一面真っ白に凍っていますが、それほど寒さは感じませんでした。

今日は、先日製作したペラッペラ機体の試験飛行です。


最初は80%のパワーで発航。しながら初期調整。
やはり、機体が軽いのでグライドはゆっくり。比較的低速で滑空する姿はなかなか気持ち良いです。

調整が収束してきたところで、いよいよ全力発航です。
5回目くらいで「投げ壊し」になるだろうというというのが、ワタクシの予想です。

実際は少しずつパワーを上げていったのですが、どうもパワーを上げた割には高度が上がらない。上昇スピードが「スーッ」と抜けてしまう感じ。やはり、機体が軽いことが上昇には不利に働いているのかな?
尾翼もとってもペラペラなのですが、意外と上昇パターンに悪さはしていないようです。

高度を出すために、だんだんムキになって、力いっぱい投げ上げていると、ペグに掛けた指先に違和感が。。。
ペグが傾いてしまいました。ペグは長方形の穴をあけた主翼外翼に差し込んで接着剤で固定しているだけなので、外翼がペコっと曲がってしまったタイミングで接着剤が割れてしまったようです。大体10投目ぐらい。


ペグ接着部分はすぐに直せるので、引き続き強度テスト。

ところで、この広場には、「杭地獄」と「チェーン地獄」があります。フライト状態から徐々に高度をさげて、着地する直前、それなりの確率でどちらかの地獄につかまります。なんで、そういう所に降りてしまうんだろう?

ただ、この機体は滑空速度が遅いので、ラッキーなことに大破にはなりませんでした。これは軽量化が奏功している局面。

そして、15投目ぐらい。
左翼の外翼上反角が右翼に比較して下がってきていることに気が付きました。内翼と外翼の接着部の強度が足りていない感じです。


でも、本日の気づきはこの程度。意外としっかり耐えてくれているようです。もう少し破局的な損傷が発生すると予想していたのですが、そのような様子はありませんでした。

ただ、朝に凍っていた霜が溶け出してくると機体に湿りっ気が出てきて、垂直尾翼はフヤフヤになってきました。ということは、夏場の朝露が酷い状況では、湿気に起因した強度不足が現れるかもしれません。

本日のテスト結果からの暫定結論として、「意外と使える材料」であると判断しました。課題は、上昇高度が上がりにくいこと。こればっかりはどうしようもないかな?











2022年2月9日水曜日

紙飛行機材料の変更

いつも使っていたAOZORAケント紙が製造中止になったので、代替材料を探す必要があります。幸い、AOZORAケントの在庫はまだあるので、直ぐに問題になることはありませんが、いずれは枯渇。

ケント紙の中でもっとも種類が多いのは180kgの紙。205kgとか225kgだと種類が限定される。なので、まずは180kgの厚みの紙で試作してみました。具体的には以前調達したことのあるケンラン180kgです。AOZORAケントが205kgぐらいだと思うので、紙厚が薄くなることで個別に補強が必要なところを見つけ出します。ケンランは生地がとても白く、プリンタでの発色も綺麗なので、お気に入りの紙です。


さて、実際に印刷したところ、改めて感じました。

ペラッペラ! 

紙飛行機にとって、紙材はダイレクトに性能に影響が出てきます。オーバハンド機ならまだしも、SAL機で強度的に耐えられるのだろうか?

カッターでひとつひとつ部品を切り出しが完了したところでさらに感じました。

ペラッペラのペラッペラやでっ! 

組み立てるだけ時間の無駄やで!

それでも、修行だと思い、コツコツと地道に組み立てました。さすがにテイルブームだけは、製作済のAOZORAケント製を使いました。(面倒くさかったので。。。)



組み上がった姿は、従来機と全く変わりませんが、やはり主翼外翼端、尾翼はペラッペラです。


ただ、この紙(ケンラン)の良いところは、とても生地が白いのです。なので、印刷時の発色がとても綺麗です。機体を眺めているだけでも楽しいです。



流石にペラッペラな紙で作っただけあって、約3gの軽量化になりました。
これは重大なメリットだぞ!

このペラッペラな機体は、ハンドランチで加わる加速度にどれだけ耐えられるか?
週末のテストが楽しみです。

耐えてくれれば、この軽量機体はとっても良いグライドをする???
妄想が爆発中。






















2022年2月6日日曜日

フライト記録会

 本日の記録会結果です。

日の出前に現着。この地域では今季最低温度の-6℃です。寒ーい!



1ラウンド目。

風は弱い予報だったのですが、意外と北風が強い。3m/s程度。ただし後半からサーマルがポコポコ出てくる気象条件。機体回収にひたすら歩きます。(決して走らない。走れない。)


K明さんは悩みながらのフライト。ラダーの感度が高くて上昇と滑空を両立させるのに苦労していた模様。ワタクシは6回目のフライトで視界没してから、別の機体を準備したのですが、機体のクセを掴み切れずに記録はスローダウン。I山さんはSALランチものびやかでとても綺麗なパターンです。昨日の不調はウソのよう。復活の速さに脱帽。Y関さんはリリースのタイミングが上手く掴めず、機体を大破させてしまいました。

I山さんは、この記録会の9回目、10回目含めて本日合計3機の視界没。すごいですね。でも生産能力が高いからすぐに機体は揃うでしょう。ワタクシは久しぶりの1機ロストですが、とても良い子だったので、ガッカリ。ワタクシの生産能力は頑張って1機/10日なので、痛い。。。


2022年2月5日土曜日

フライト記録会

本日の記録会結果です。

今日はこの時期珍しく、南からの風が吹く早朝。

1ラウンド目。風はほぼ無風。8フライト目あたりから東風に変わって風が強くなってきました。


K明さんは、しょっぱなからMAXスタート。相変わらずエネルギッシュなハンドランチ。頂点で上手く返ると見事なグライドを始めます。基本的に浮きの良い機体です。

ワタクシは投げミスがなかったのが、良かったデス。ちょっとだけコツをつかんだような。。。

I山さんはワタクシの後に飛ばす順番なので、発航時の様子は近くで見れないのですが、悲鳴のような悔しがる声が何度か聞こえてきました。記録をみても、リリースに苦労していたことが伺われます。
記録後、僭越ながらチョットだけアドバイスさせて頂きましたところ、あっという間にクセを修正して、驚くほどの高度まで上げて綺麗に返るようになりました。
強豪復活です。恐るべし修正力。