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2021年7月25日日曜日

オリンピック休暇の工作

 オリンピックのための今年だけの4連休は、たっぷり紙飛行機を楽しみました。日の出直後からの毎日朝練。

でも、25日の武蔵野最終予選はサボってしまいました。だって、あまりにも暑いんだもの。オリンピックも見たいし。。。

一方、紙飛行機の製作は殆ど進みませんでした。オリンピックを見ていると、工作の手が止まってしまう。

そんな訳で、チマチマした工作は諦めて、大型紙飛行機キャリングケース内の整理をしました。今まで、ぐちゃっと乱暴に放り込んでいた飛行機を綺麗に整理するための治具工作(組立)です。

まずはこれ。結構面倒くさかった。ボディホルダです。


高密度でボディを格納し、どの一本でもすっと取り出すことが出来るようにアクセス性を確保する形状です。

こちらはおなじみのウイングホルダ。似たようなものは幾つも作っているのに毎回設計が異なります。これも面倒くさかった。このパーツは完成までに1ヵ月かかりました。単に集中力がなかっただけですが。

これらパーツをキャリングケースに組み込んだものがコレ。
最大翼幅460mmまでの機体が8機格納できます。

なんとなく、整理ができた感じ。
今までは、このケースに無造作に放り込んでいた無法状態と比較するとかなりいい感じ。

でも、まだちゃんと固定できていないのが、Y尾翼。写真は単に並べただけ。
どうやって固定したらよいか、考えるのも面倒くさい。
しばらくはこのまんまかな。。。






2017年1月8日日曜日

新型キャリングケースの製作 (6) 完成

最後の工程。全体組み立てとチェックです。

まず、下段部分をコンテナに入れます。
クリアランスもちょうどよいです。下段のボードの下にはA4サイズの紙飛行機の型紙数枚を入れることができます。どなたか作ってくれる方がいたら進呈するための型紙格納エリアです。



機体を入れてみました。
胴体ホルダがちょっときついけど、しっかりホールド出来て良いかな?


その上に、上段を重ねました。
滑り止めが付いているので、特にガタガタすることはありません。また、真ん中の把手をつかめば、簡単にボードごとコンテナから引き出すことができます。



フィールドでは、胴体と主翼を組み立てた機体を写真奥側のハンガーに差し込んでおきます。
同時に3機分を差し込むことができます。




ハンガーの位置は2か所選べるようにしてあります。
なぜ?
なぜだろう。何かいいことがあるかもしれない。





よし。
これで完成です。随分と時間をかけてしまいましたが、やっと出来上がりました。

あとは、ツールボックス(小物入れ)をどのように活用しようか悩むだけです。
ハサミとか、サンドペーパとか、瞬間接着剤とか、機首スポンジとか、重心調整用おもりとか、果てしなき煩悩と妄想とか。。。









2017年1月5日木曜日

新型キャリングケースの製作 (5)

このコンテナが紙飛行機用のキャリングケースになります。

和泉化成 スキップコンテナL型・クリアというものです。
外形サイズは、幅47×奥31.7×高26​cm。

Amazonでも販売されています。

これから、すべてのシールを剥がします。結構剥がしにくい粘着剤のシールなので、糊がコンテナにいっぱい残ってしまいます。ガムテープでペチャペチャやって、気長に取り除きます。
(シール自身にエタノールを十分に染み込ませてしばらく放置すると、比較的剥がすのが楽チンでした。)



シールを剥がした場所に自作シールを貼り付けます。



こんな感じで貼り付けました。



シールを貼ったおかげで、ちょっとだけオリジナリティが出てきた感じがします。


次工程はいよいよ総合組み立てです。

仕事が始まってしまうと、途端にペースダウン。











2017年1月3日火曜日

新型キャリングケースの製作 (4)

切り出したシナ合板のボードにウイングホルダ、ボディホルダ等の配置してきます。


上段用のボードです。
上段には、ウイングホルダ、ボディホルダのほかにTool Box Caseと機体ハンガを固定します。



Tool Box Caseはマグネットシートで着脱可能にします。機体ハンガの方は差し込み式の固定方法です。



そして、こちらが下段用のボードです。
4本の支柱で上段部分を支持するほか、こちらには2個のTool Box Caseを配置しています。



こちらも同様に、マグネットシートで着脱できます。



下段と上段を組み上げてみました。(乗せてみました。)



コンテナケースのなかでは、こんな感じで配置されることになります。



随分出来てきたな。
完成まで、もう少しです。


細かいことをいうと、Tool Box Caseには仕切りが全くないので、細かいパーツの収納をどうしようか悩んでいます。

まっ、これはボチボチ考えればいいか。









2016年12月30日金曜日

新型キャリングケースの製作 (3)



レイアウトCAD図を型紙として印刷し、シナ合板に貼り付けます。

こちらは、下段用。


そしてこちらは、上段用。


今回は何の迷いもなくシナ合板を使いましたが、スチレンボードでも良かったと思います。その方が加工も簡単だし、軽く出来上がるので。


でも、耐久性という意味ではシナ合板の方がいいかな。

思ったよりも進捗が悪いです。冬休みの間に加速させないと。。。



2016年12月18日日曜日

新型キャリングケースの製作 (2)

この木片の山。
何でしょう?
決してゴミではありません。面倒くさいのを我慢して、切り出しました。



これを組み立てると。。。
ジャーン!




2式のウイングホルダの完成です。



こんな感じで主翼をサクッと差し込んで保管します。



あ~ぁ、面倒くさかった。
でも、達成感あり!









2016年12月10日土曜日

新型キャリングケースの製作 (1)

胴体ホルダを完成させました。

これで、8機分の胴体を格納できます。



部材構成とか作り方は既存キャリングケースのものと同じなので、比較的スムーズに完成しました。
(面倒くさかったけど。。。)
スポンジ部分以外はオールバルサ製です。胴体を挿入固定する隙間は4mmです。現在のワタクシの機体WINDOM)の場合ですと、少し緩めにホールドされる感じです。


2個ずつ積み上げて、キャリアの上段用、下段用にします。
それぞれの間にはマグネットシートを張り付けて、容易に着脱できるようにします。


あー面倒くさかった。
でも、出来上がると、プチうれしい。


次の工作は、ウイングホルダの製作ですが、こちらはもっと面倒くさい。。。


2016年12月4日日曜日

新型キャリングケースの構想


今使っている紙飛行機のキャリングケースには随分お世話になりました。
もちろん、まだお世話になるつもりではあるのですが、キャリングケース内での胴体の配置方法に改善が必要な状況です。ずっとごまかしながら使ってきました。

この年末年始は、胴体の配置方法を変更して、長期保管でも胴体が変形しにくい、新しいキャリングケースを作ってみたいと思います。


ケースそのものは、従来と同じものです。ケースもいろいろ探し回ったのですが、結局従来品が最も適しているというのがワタクシの結論でした。
もちろん、主翼と胴体は分割方式の機体を格納することを前提とします。


まず、全体レイアウト構想。

今度は上下2層構造です。ケースの内容積をできるだけ有効に使えるようにレイアウトしました。




その1階(下段)部分のレイアウトです。
ここに4機格納します。ツールボックスは2か所確保しました。




2階(上段)側のレイアウトはこんな感じ。
こちらにも4機格納します。ツールボックスは1か所として、組み立て後の機体ホルダを収納するスペースを確保しました。


まだまだ、構想段階。どこまで初期構想通りに出来るかな?

今が一番楽しい時。
部品を作り出したら、一気に面倒くさくなるかも。。。
気長にやっていきます。

進捗はチョビチョビとアップしていきます。










2013年5月5日日曜日

木村杯に参加しました。

機体の数が足りなくて、参加するかどうか悩んでいたのですが、多くのベテランの方々の機体を勉強させてもらえるチャンスでもあるので、朝早く起きて参加してきました。




天気予報よりもちょっと風が強めですが、キャリングケースを開けて、INSPIREでウォーミングアップ。
4投目で垂直落下し、胴体を損傷してしまいました。

まだ、ウォーミングアップ終了していないので、もう一機のINSPIREを取り出して、練習再開。相変わらず肩は痛いのですが、飛ばすには支障がなさそうです。

今度は、練習なのにサーマルに乗ってしまい、公園端の大きな木の中に吸い込まれてしまいました。

トホホ。

キャリングケースを開けて30分で2機を失ってしまいました。

もう、練習に使えそうな機体(調整済の機体)は残っておらず、本番用WIZARDの2機があるのみです。

そのうちの1機を確認用に1投して、練習終了。
前回調整のとおりの特性を出してくれているので、これは絶対にいじれません。

ふと、他の方が滑空させている機体を見上げると、みなさん上反角が大きいようです。私の機体が平べったく見えてしまいます。
返りの良さはココにあるのでしょうね。

既に多くの方々が芝生上で練習しています。


定刻になり、開会式。
そのあと、計測です。



いつものホームグラウンドでこれだけのパイロットが集まることはまずなく、壮観です。
どの空域にも飛行機が舞っています。



さて、私の記録ですが、本番に対する弱さがもろに出てしまいました。
発航自体をミスったランチはなかったのですが、風、サーマルを読み切れず、アッという間に降りてきてしまいます。(よく飛んでいると思っても、タイムとしては全く伸びていない。)
ベテランの方々は、次々にサーマルに乗せて気持ち良く滑空させています。
この違いは歴然とタイムに現れています。

ということで、結果報告は以上!

計測終了後、せっかくなので、ベテランの方々の機体を見せてもらいました。

私の機体と比較して、大きく異なる設計は次のとおりでした。

・ノーズが短い。(私の機体よりも3~4cm短いのです。)
・あまり軽量化にこだわっていない。(私の機体よりも1割程度重い)
・中空胴の機体はあまりおらず、積層胴でしっかり作られている。
・二段上反角主翼の外翼にはキャンバーは付けていない。(私は少しキャンバーを付けています。)
・双垂直尾翼よりもT尾翼の方が主流になっている。
・上反角がおおきい。

イヤー、勉強になるなぁ。

もっとも大きなコンセプトの違いは機体質量でした。私は一生懸命軽量化するために、機首錘を減らすためにノーズを伸ばしたり、中空胴を採用したり、上反角を適度に抑えて翼面荷重を小さくしているのですが、ベテランの方々の機体は「高度獲得」と「返り」重視の機体でした。

高度を獲得するために、抵抗を軽減する必要があり、そのためにT尾翼を採用し、外翼のキャンバーはゼロ、胴体は積層胴で、私のWIZARD(三角胴体幅は3.5mm)よりもうんと薄いのです。

ちょっとだけ、投げさせてもらいましたが、発航時の「抜け」が素晴らしかったです。
そして、どんな姿勢からも確実に安定して返るのです。

返りの良さはノーズが短いこと、そして上反角が大きいことです。

機体質量に関しては、インドア機体ではなく、外で色々な環境のなかで飛ばすことになるので、総合的に見て、軽い機体が滑空時間が長い機体とは言い切れないとのことです。(ここは、私もとっても悩んでいるところなのです。)

それよりも、少しでも高く上がる機体を作って、確実に返すために質量を使って、あとはその質量でどこまで沈下率を小さくすることが出来るか、ということが重要とのことでした。

とても奥深いお話を聞くことが出来ました。

また、もう一つ。
「とにかくたくさん機体を作ることが重要。」
とのことでした。工作精度も上がるし、機体の特性を熟知することが出来るということです。
これは、私には難しいかもしれない。作りたい気持ちは溢れんばかりにあるのですが、時間が取れない。

ちょっと、話が長くなってしまいましたが、
計測終了後、風は弱くなって、安定したサーマルが出てくる環境になりました。

計測後なので、カウントされませんが、私のWIZARDでも3連続MAXを出しました。
(よくある言い訳というか、負け惜しみですね。)

下の画像は、10倍ズームで撮影しています。普段、このBLOGに掲載している画像は大体3倍ズーム程度なので、結構高いところまで上がっていることを分かって頂けるでしょうか?







そして、ベテランの方の機体(滑空)を掲載させてもらいます。(この機体は双垂直尾翼)

実に安定してゆったり滑空しています。





今日は、多くの方々からの貴重な意見を頂いてとても有意義な経験をさせてもらいました。
今後、また新しい機体設計に励んで行きたいと思います。

この場を借りて、皆様に感謝いたします。
機会がありましたら、また教えてください。


紙飛行機は楽しい!

Fun to glide !






2013年4月27日土曜日

ほぼ五月の空にやっとデビュー!

ゴールデンウイークのスタートです!

天気は快晴。朝早くは風も弱そうだったので、眠さに負けずに出動しました。


真っ青な5月(ちょっと前)の空を久しぶりにINSPIREが舞います。




タイトルに書いた「デビュー」ですが、

これです。

やっと、新しいキャリングケースを公園デビューさせることができました。



使い勝手は上々。
このキャリングケースの中には、新型機(FC73 WIZARD)も入っています。

この新型機もやっとテストフライトができます。

今まで、キャリングケースがなくて持ってこれなかったのです。

ほぼ5月の富士山をバックにゆったりとグライドしてくれます。

風が弱いこともあって、この滑空には満足満足。



この機体は従来機(FC72 INSPIRE)よりも胴体を薄くして、抵抗を小さくしたつもりです。
翼幅も少し詰めましたが、平均翼弦長は少し大きくしています。

そして、さらに主翼取付位置を高くして安定性を上昇させたつもりです。

この「つもり」機体ですが、実際にハンドランチしてみると、
「返り」の高さが平均して1~2m(2mは言いすぎかな?)高くなった感じです。また返ったあとにもある程度スピードを残している感じです。
滑空自身はそれほど変化なし、という感じです。

胴体が薄い分、機体を手でホールドした感覚にはちょっと違和感がありますが、しばらくこの型と付き合ってみようと思います。



なかなか気に入った機体ですが、この後、サーマルに連れて行かれて川の方に消えて行ってしまいました。

デビューの日にロスト。


ちょっと嬉しく、ちょっと悲しい。。。