2020年12月27日日曜日

超々大型機試作とフライトテスト

 このブログには久しぶりの投稿です。

コロナ過でほとんど開催されなかった紙飛行機大会もシーズンを終え、研究シーズンに入りました。

今年の初夏からSALをはじめ、色々な課題に直面している状況なので、基本的な課題解決を優先させて時間を上手に使うべきなのですが、ひとまず、「大きいことは良いことだ。」的発想により、翼幅460mmを超える、超々大型機を試作してみました。紙飛行機でこのサイズの機体が本当にまともに飛ぶのかな?


この機体、50グラムもあります。超重量級。墜落したらほぼ確実に大破ですね。安全のための機首スポンジは厚み5mmのウレタンスポンジにしました。

早速、テストフライトです。田んぼにやってきました。

まずは大きさ比べ。左から翼幅で360mm、395mm、464mm。



十分なバランス調整の後、イチかバチか思いっきり投げ上げてみました。

上手く、返ってくれて、滑空を始めてくれました。
50グラムもある機体の割には滑空速度は遅く、良い感じです。




比較のために、360mm機体を飛ばしてみます。これもお試し中。




なんだか、リリースのダイナミクスさに欠けますね。SALはやはり大きな機体じゃないと。。。


395mm幅の機体は、今までのSAL機で最も工夫してきた機体。現在のワタクシにとっての標準機です。この機体とも比較してみました。



やはり、超々大型機になると、別次元の感覚があります。ただ、やはり強度的には結構つらいところ。補強と補修を加えながら飛ばしました。


この強度問題は、真面目に取り組まないと。。。
ただ、そもそもこのサイズの機体は格納庫がないのです。これに合わせてキャリングケース作るのもメンドクサイなぁ。
このサイズの機体はどこまで真剣に仕上げるかなぁ。

それよりも、もっと基本的な課題がいっぱいある。紙飛行機に対する課題への取り組みは楽しいものです。でも、時間がない。。。

最後に、富士山とのツーショット。


この時期にしては、富士山に積もる雪が異常に少ない。

さぁ、帰ったら補強しなくっちゃ。




2020年9月19日土曜日

SAL機 原理モデル


久しぶりの投稿です。

コロナであまり出かけられない中、SAL機の練習を積んでいます。飛ばせば飛ばすほど謎が深まる。仮説に基づき設計変更しても、それが妥当なのかどうかイマイチ確信に至らない。

そもそも、なんでY尾翼なんだ? Y尾翼ってどんな効果があるんだ?


そこで、原理検証モデル機体をでっち上げました。廃品となった主翼、尾翼を再利用してもっとも簡単な構造で再生しました。


 

胴体は頭からお尻まで一本のヒノキ棒(4mm角)。もっともシンプルな形です。質量はオール紙製と比較して6グラム軽量です(最終重心調整後)。

この機体はパイロンによるハイウイングタイプではないので、重心に対する感度が高く、相当シビアに調整しなければ、まともに飛びませんでした。


ただ、もっとも感動したのは発航時。回転して振りぬく際の空気抵抗が極めて小さい。最もシンプルな形状なので当たり前ではありますが。。。

今までの機首側胴体の側面部が如何に抵抗が大きかったか、思い知らされました。

オーバスロー用の胴体設計を流用しているので、側面抵抗は今まで気にしていませんでしたが、SAL機に転用してみると、回転加速時に側面から受ける風圧による抵抗が馬鹿にならないことが分かりました。

ちょっと、まだ確認したいことは一杯あるけど、今日の気づき事項は次の通りです。いずれも紙胴体との比較です。

■重心:ビックリするほど前に設定必要。とても計算と合わない。

■発航:回転投げの際に感じる機体の抵抗は非常に小さい。

■返り:返り自体は悪くないが、ハイウイングになっていないので、収束が難しい。

■滑空:バランスさえとれれば、滑空抵抗は小さく、綺麗なグライドをする。ただし、本日は、風が強く、姿勢を崩した時のリカバリ能力は結構低い。主翼上反角を少し大きくした方がよいかな?





2020年7月12日日曜日

収穫!!

なかなか梅雨が明けませんが、小さなガーデニングではしっかり野菜たちが育っています。

ミニトマトが色づきました。


エダマメもそろそろ収穫時期です。




そして、今日の収穫はこれ。
  エダマメとトマトにナスといんげん。


ビールのおつまみになりました。

一方、我が家のひまわりはこんな感じ。
福島のひまわり里親プロジェクトから頂いた種が見事な大輪を付けました。


ミニひまわりのビッグスマイルは今年は大型です。
元気よく咲いています。



2020年6月6日土曜日

SALの2号機

CHALLENGER 2号機は、垂直尾翼に工夫を入れました。

試作機、1号機ともY尾翼の特性のせいか直進性が高く、最初の調整で右旋回に入れるのに苦労しました。結局、垂直尾翼を自分でもビックリするほど右に曲げてやっと旋回調整完了していました。

なので、2号機では垂直尾翼の取り付け方を工夫して、ニュートラル状態で方向舵を右に切ったような形状にしました。


流石にちょっとやり過ぎかな?



この機体でさっそく試験飛行。

やはり、垂直尾翼のせいで、右ロール傾向が強いです。軽く投げている時には、少し気になるものの返りは悪くないので、「こういう機体もありかな?」と思っていたのですが、
本気投げの際、ものすごく強い右バレルロールになりました。

Y尾翼のお陰か、綺麗に返ることはできたものの、その後、スパイラルダイブで地球に激突。
合計3度も胴体骨折と修理を繰り返しました。

そして、4度目。
カタストロフィックな骨折。流石に現地修理は無理なので、今日はここまで。
今回の垂直尾翼設計は、バレルロールのあとにスパイラルダイブという結果で終わってしまいましたが、上手くニュートラル時の角度を設定すれば、良い解決策があるかもしれません。

家に帰って、胴体と垂直尾翼を作り変えよう。

初夏のひまわり

6月に入ったばかりですが、もう、庭のひまわりが咲きました。


こぼれ種からの生育で、品種がイマイチわかりません。昨年のひまわりは、上手に育てられず、採種できませんでした。もしかしたら一昨年の種かな?
背丈も70cmぐらい。

ハイブリッドサンフラワーかな?
という感じもしますが、種の形を見てみないと。。。

そして、その他の野菜たちです。
相変わらず植えっぱなしの放置プレイ。

ほうれん草は間引きをしていないので、密集状態。

久しぶりの唐辛子はもう、こんなに大きな実が出来ています。

定番のいんげんには白い花が付きました。

こちらはミニひまわりのビッグスマイル。
順調に育成中。

もう一つの定番、えだまめです。このエリアにはえだまめ収穫の後に別のものを植えたいので、早く育ってくれぇ!

ミニトマト。
今年はできるだけ水を上げないように育てます。甘くなぁれ!
ただ、芽欠きを全くしていなかったので、ボーボー状態。
早速芽欠きというより、枝切りをしました。

安全安心のサニーレタス。
みんなの朝食に少しづつ葉を頂いています。


こちらは、放っておいても次々に花が咲いてくれる、ペチュニア。
ずぼらなワタクシにはぴったりです。

あっ!
朝顔の種撒いていない!
自家栽培の真っ白な朝顔です。















2020年5月23日土曜日

SAL機 ロールアウト

試作機での、多くの損傷、破壊、作り直し、妄想、挫折、諦めを乗り越え、その過程で得た煩悩を詰め込んだ機体の初号機が完成しました。

RG12A CHALLENGER です。
SAL機を操るベテランの皆さんになんとか追いつきたくて、チャレンジャーと命名しました。


機首胴体部分はChanceMakerのショートノーズの設計を丸パクリ。
でも、オモリ格納エリアの容積が足りなくて、この外側にも追加で錘を貼らなくてはいけません。


全幅寸法と全長寸法はほぼ同じです。


ペグの部分。Φ3mmの紙ロール。主翼上面側は長さ10mm、下面側は7mm。
この長さがワタクシにとって一番リリースしやすい感じがしています。
裏打ち補強がイマイチですね。何回も飛ばしていると翼端がヘタってしまいます。


尾翼形式はY尾翼。試作機では、上反角をどんどん深くしていき、最終的に相対開き角は130°にしました。ちょっとやり過ぎ感があります。その結果、最適重心がどんどん前にシフトしてしまいました。

さぁて、残る問題は、回転投げのステップと身体の使い方。
これが難しいんですね。目が回って頭もクラっときて、上昇する飛行機を見れる状況じゃない。。。

ステップ練習しなきゃ。
いっち、にの、さーんと。
アン、ドゥー、トロワーっと。
ぴょん、ペタ、ドカーンっと。

リビングで練習していると、ひとり社交ダンス。

2020年5月1日金曜日

GWの工作

緊急事態宣言中のため、GW中であっても外出自粛、ドライブ等には出かけられません。そこで、GW中に実施した、なんちゃって工作の紹介です。

さて、出来上がったのがコレ。
相変わらず、やっつけ仕事ですが、どうやって使うものでしょうか?


右のものは、ウイングマンションです。
3階建てのこのマンションには合計18機(ちょっと無理れば21機)分の格納が出来ます。
ドサッと置いているだけなので、出し入れも簡単です。



そして、コレ。
細かい仕切りが入っています。



そうです。
胴体スタンドです。こんな感じで胴体をサクサク立てていきます。


右列、左列ごとに向きを変えて立てることで、垂直尾翼の干渉も最小限に抑えています。
このスタンドで、18機分の胴体が格納できます。


さぁ、後は実際に格納する機体。
外出自粛中なので、時間はタップリあるのですが、競技も次々に中止か延期になっていることもあり、製作モチベーションがイマイチ上がらない。
ボチボチやっていきます。




2020年4月18日土曜日

SAL試験機再び

可児カップ用に準備していた部品を流用して、SAL機を作ってみました。SALとしては試作2号機です。翼幅は396mmのキャリングケース一杯いっぱいの大きさです。



試作1号機は360mmの機体で作りましたが、胴体がポキポキ折れてしまいました。
なので、今回はかなり補強しています。調整の勘所が分かるまでは破壊しないようにしないと。。。
ただ、その結果、機体全体質量はビックリするほど重くなってしまいました。




2020年4月12日日曜日

ゆるキャン△

木ドラの「ゆるキャン△」の影響を受けて、すごく久しぶりにソロツーリングを思い出しました。

約20年、火を入れていなかったバーナーをほじくり出してきました。
このところ、新型コロナの影響で外出自粛の状況になっていますので、このバーナーで簡単なキャンプ飯を作ってみたくなりました。


20年ぶりの点火。ちょっと緊張。
このバーナを買ったのは約30年前で、コイツと一緒にそこら中に出かけていました。
これを購入する前は、「固形燃料」だったんですよね。
この頃はまだ自動点火型は少なく、価格も高かったので買えませんでした。


無事に火が付いたのでお湯を沸かします。

そこに、鍋キューブを2個入れます。
便利になりましたね。昔はチキンコンソメだけ持って行って、醤油やなんやらで味をつけていました。今はこれだけ。



久しぶりなので、今日は白湯鍋です。鶏肉と野菜をたっぷり放り込んで、加熱放置。


加熱放置中。
この間、ちょっとだけビールを飲んで、気分はディキャンプ。
実は、ここは2階のバルコニーです。


上を見上げると。。。
なんか、気持ちいいなぁ。ひとりゆるキャン△。

あっという間に出来上がりました。
出来合いの味ですが、やっぱり外ごはんは美味しいですね。

あつあつ、ほくほくさせながら、ビールをぐびっ! う~ん、プチ幸せ。

空はだんだん初夏の空に変わりつつあります。
なんとか人類が新型コロナに打ち勝って、思いっきり遊びたいですね。