2021年5月22日土曜日

ペグの工夫

 発航時に指を掛けるペグを円筒ペグに戻してみました。

自称「カタカタペグ」で、固定されているのは面内2方向のみ。ポイントは3軸回転フリーであるところです。

先週、久しぶりに1機をこのペグに改造してお試し飛行をさせてみたら、指への掛かり方、リリース時の抜けやすさ、機体の外翼に加わるローカルな捩じり解放に対し、とても塩梅がよく、完成間近の製作途中の機体にも適用してみました。




指から抜けていくとき、軸まわりに「ゴロゴロ」と回転しながら離れていく感じがとても良く、リリース時の不安がとても小さくなりました。


下の機体は、オーソドックスな、いわゆる「板ペグ」です。このタイプのペグも長さとか形状とか、自分のスタイルに合わせてようやく定着してきた形状です。
ただ、リリース時に指から抜け出すタイミングにバラつきが大きく、「引っ掛け」を恐れて「すっぽ抜け」が多く出てしまうところが悩みでした。


円筒のカタカタペグでは、その不安がとても小さくなり、安心して投げられます。ただ、やはり滑空時の空気抵抗が大きいみたい。機体の沈下率は大きくなってしまい、滑空タイムでいうと、「あとひと伸び」が足りない感じです。

そのため、円筒の直径を従来のΦ3からΦ2.6にしてみました。
結果、質量も板ペグよりも軽くなりました。



ただ、強度的な観点で確認事項があります。ざっくり計算するとリリース時にはこのペグに4kgfぐらいの力がかかりそうです。
折れないかな?
曲がらないかな?
主翼側の「穴」が裂けないかな?
















2021年5月4日火曜日

五月連休のひととき

 世の中は、三回目の緊急事態宣言中。ほとんど人のいない田んぼで紙飛行機を楽しんでいます。今日は大中小の機体の飛ばし比べとハンドランチフォームの矯正(自撮り動画撮影)を目標とします。自撮り動画は恥ずかしいので掲載しませんが。。。

今日のフライト機はこの3機。

左はワタクシの中では超大型機であるスパン460mmの機体(RG22)。

中央はちょっと小ぶりにしたスパン430mmの機体(RG21)。

右は標準であるスパン360mm規格適合機体(RG11)。


今日はほぼ無風で絶好の紙飛行機日和。超大型機は旋回半径も特大なので、こういう日でないと飛ばせません。


まずはスパン360mmのRG11(SkySurf)。


この機体はマイナーチェンジを加えた最新型なのだけれど、データを取ろうと思ってこの機体ばかり飛ばしているので、既にボロボロです。でも根気強く修理を続けて何とか飛んでいます。





次に、スパン430mmのRG21(FREEDOM-s)。
コードはスパン360mmと同じにしたままスパンだけを伸ばしているので、ハイアスペクト翼になっています。



大きな飛びを見せてくれます。
ただ、最適重心位置は設計よりもかなり前にあるみたい。アスペクト比は重心に影響があるのかな?(2次元のバランスだけ考えた重心だと最適計算できないのかな?)

重心探しに手間取ってしまいましたが、重心があってくると安定したグライドを見せてくれます。

最後は、スパン460mmのRG22(FREEDOM)。

と行きたかったのだけど、旋回半径が∞。

発航ポイントまで戻ってこないので、画像は撮れませんでした。


流石に9時半を回ったころから風が強くなり、大型の凧揚げを始める人たちが出てきたので、しばらくタイマーを付けて飛ばした後、撤収しました。

今日はのんびり飛ばすことが出来ました。最高の紙飛行機ライフです。