2022年4月24日日曜日

春の花と紙飛行機

 昨日は戸田の田んぼで飛ばしましたが、先週の大雨の影響で、田んぼはズブズブ。溺れそうでした。

ですので、本日は別の広場で練習。比較的風が強い予報であったこともあり、田んぼの中を歩くのはしんどいと思ったわけです。

風は強いだけでなく、結構巻いていました。主翼にタービュレータを付けて飛ばしてみましたが、効果は全く良く分からず。悪さはしていないようです。

画像は、忘れ去られた花壇に着地した機体。




調子にのって、隣の花壇に機体を置いてみました。(あまりにもわざとらしい。。。)


何か、フリーフライトに革新が起きるような「ヒラメキ」がないかなぁ?

2022年4月17日日曜日

機体調整

 JAPAN CUP、木村杯等が開催される武蔵野中央公園では、安全の観点から紙飛行機の最大寸法が規制されるようです。翼幅450mm以下とのこと。

ワタクシの大型機は翼幅460mm(正確には464mm)のため、規制に引っかかってしまいます。そのために適合する機体に設計変更しました。設計変更量を最小限に抑えるために、外翼のみ短くしました。胴体、尾翼は従前の大型機の設計と同じです。


胴体を変更していないので、全幅と全長のバランスは胴長のイメージですが、主翼面積の変化は比較的小さいので、尾翼容積はあまり変わっていません。
15投してみましたが、従前の460mm機体と比較すると若干タイムが劣った結果でした。でも、規定なので、今後はこの設計をベースに最適化していきます。


そして、ウクライナ号。こちらは翼幅360mmの二宮杯規定に対応した機体です。紙材はWPHOを使っているので、軽いというメリットはあるものの、朝露や湿度には結構弱いですね。


上手く上がると、軽量機体のメリットを生かしてふわっとグライドします。この機体には防湿として、フローリングワックスを塗布しています。ワックスといってもコーティング剤なので、それなりに耐久性がありそうです。本日は途中から雨が降ってきましたが、雨中でも大きな変形は発生しませんでした。

(紙の切断面から水がしみ込んで、プリント柄は少しにじみましたが。)



フライト記録会

 今日は朝から意外と風が強く、4m/sぐらい。

それでも、8時半すぎから少しずつ風が弱まってきたので、久しぶりに記録会を実施しました。

本日のフライト記録会の結果です。開始時点で風速は2~3m/s程度。


7投目あたりから雨が降ってきました。それでも記録会は強行。みなさん雨の中でも普通に飛ばします。ワタクシはていたらくでした。
雨のせいとか、機体のせいではなく、単純にワタクシのSALフォームが安定しないことが原因です。ペグと指が固まってしまい、引っ張ってしまったり、今度は再発を恐れて早めにリリースしてしまったり。。。いい加減、何とかしないと。。。
SALフォームの正確さという観点では、I山さんが圧倒していました。精度の高いきれいな返りを続けていました。
K明さんは、グライド性能が高い機体が高い位置からグライドに入るので、着実にタイムを伸ばしていました。


2022年4月11日月曜日

いまさらながら。。。

 今更ながらですが、ウクライナ応援カラーリングが完成しました。本当は昨日の予選に間に合わせたかったのですが、1日遅れの完成です。

「応援」という言い方も適切ではありませんが、この機体には、なんとかウクライナには自由の翼を持って、大空という世界を何の制限も受けずに飛び回ってほしいという願いを込めて製作しました。



爽やかなカラーリングに完成しましたが、その願いを実現すべく、この機体は丁寧に調整してしっかりグライド出来るようにしたいと思います。

1日も早く、ウクライナに安心できる生活が訪れますように。。。




2022年4月10日日曜日

武蔵野予選

 第27回全日本紙飛行機選手権の予選が始まりました。

今日は武蔵野予選です。先週の富士川予選は雨で中止になってしまったので、久しぶりの競技会です。

さくらストライプの機体、桜の季節に合わせて温存していました。


今日の機体です。
手前から、一番機、二番機、三番機、そして予備機です。

皆さん結構早くから集まり始めて、調整と練習をスタートしています。


だんだんと人が集まり、9時過ぎに開会式。

競技途中の画像はなし。(とてもそんな余裕はありませんでした。)
いきなり閉会式です。

結果、ワタクシは、Racer590で1位、自由設計機で3位でした。
(パチパチ、パチパチ)
でも、内容的に全く満足できるものではありませんでした。


画像はありませんが、ワタクシの5回のフライトでの「心の葛藤」をお伝えします。
まず、Racer590ですが、これはレポートする程記憶に残っていませんでした。
久しぶりのオーバハンドスロー。肘も肩も腰もピキピキ言っていました。そんな状態なので精度よく投げ上げることは出来ませんでしたが、ちょっとしたサーマルに救われた結果でした。
そして、自由設計機
1投目
如何に正確、且つ力強く投げ上げられるか。
ってなことを考えていたら、力んでしまって、肩に力が入り、すっぽ抜けフライト。
25秒というお粗末。2投目以降にメンタル的な影響を残してしまいました。
2投目
先ほどの失敗の感覚は忘れて、力強く!
「あれ!?」
やっぱりすっぽ抜け気味。こんなことやっていたら全く話にならないなぁ。32秒。
3投目
残り3回でタイムを稼がないと入賞はムリ。待機中、ちょっと焦りながらも、何回か素振りをして良い感覚を思い出すことに注力しました。
そして、他の機体のグライドを見ていて、なんとなくサーマルがあるような無いような状況のなか、しびれを切らして3投目。
今飛んでいる他の機体よりも高いところまで上げれば、もっと良い空気があるはず。
今回は、やっと思ったとおりに近い発航ができ、それなりの高さまで上げることが出来ました。でもその高い空域は良い空気ではありませんでした。一旋回して戻ってくるまでに、スルスルと高度を落としてしまいました。ただ、それ以降、育ち始めたサーマルが低い空域に存在しており、なんとか44秒。
あと、発航を1~2分待っていたら、もっとよく飛んだんだろうなぁ。(タラレバ)
4投目
この発航は大成功。この日一番。高度も高く、グライドに入った時点でMAXを確信しました。結果は2分越え。このタイム、分割払いにしたいなぁ。
5投目
既に競技を終えた選手のフライトを参考にサーマルを伺っていました。
「あっ、今だ!」
発航そのものは大成功。高度も高い。ただ、ちょっと。。。
旋回半径がやたら大きくなってしまい、サーマルエリアを突き抜けてしまいました。29秒。
「クヤシ~ぃ!」

今回の結果は、一重にワタクシの技術的、メンタル的なミスでした。機体そのものはとてもよく、競技後にMAXを連発。