2022年2月12日土曜日

ペラッペラ機体のフライトテスト

 本日は、午前中に予定があったので、いつもとは違う場所で紙飛行機を飛ばしました。一面真っ白に凍っていますが、それほど寒さは感じませんでした。

今日は、先日製作したペラッペラ機体の試験飛行です。


最初は80%のパワーで発航。しながら初期調整。
やはり、機体が軽いのでグライドはゆっくり。比較的低速で滑空する姿はなかなか気持ち良いです。

調整が収束してきたところで、いよいよ全力発航です。
5回目くらいで「投げ壊し」になるだろうというというのが、ワタクシの予想です。

実際は少しずつパワーを上げていったのですが、どうもパワーを上げた割には高度が上がらない。上昇スピードが「スーッ」と抜けてしまう感じ。やはり、機体が軽いことが上昇には不利に働いているのかな?
尾翼もとってもペラペラなのですが、意外と上昇パターンに悪さはしていないようです。

高度を出すために、だんだんムキになって、力いっぱい投げ上げていると、ペグに掛けた指先に違和感が。。。
ペグが傾いてしまいました。ペグは長方形の穴をあけた主翼外翼に差し込んで接着剤で固定しているだけなので、外翼がペコっと曲がってしまったタイミングで接着剤が割れてしまったようです。大体10投目ぐらい。


ペグ接着部分はすぐに直せるので、引き続き強度テスト。

ところで、この広場には、「杭地獄」と「チェーン地獄」があります。フライト状態から徐々に高度をさげて、着地する直前、それなりの確率でどちらかの地獄につかまります。なんで、そういう所に降りてしまうんだろう?

ただ、この機体は滑空速度が遅いので、ラッキーなことに大破にはなりませんでした。これは軽量化が奏功している局面。

そして、15投目ぐらい。
左翼の外翼上反角が右翼に比較して下がってきていることに気が付きました。内翼と外翼の接着部の強度が足りていない感じです。


でも、本日の気づきはこの程度。意外としっかり耐えてくれているようです。もう少し破局的な損傷が発生すると予想していたのですが、そのような様子はありませんでした。

ただ、朝に凍っていた霜が溶け出してくると機体に湿りっ気が出てきて、垂直尾翼はフヤフヤになってきました。ということは、夏場の朝露が酷い状況では、湿気に起因した強度不足が現れるかもしれません。

本日のテスト結果からの暫定結論として、「意外と使える材料」であると判断しました。課題は、上昇高度が上がりにくいこと。こればっかりはどうしようもないかな?











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