主翼への小細工の続きです。
主翼前部の閉空間の空気を前後2段に配置したピンホールから出し入れして、吸い出した空気を主翼上面でかき回すことで剥離を抑えるという仮説が正しいとすると、主翼前部の空間にしっかりと空気が補充できるようにしておきたくなります。
そこで、積極的なエアインテークを工夫してみました。
【前縁配置のピンホール型】
翼内機銃口のような恰好ですが、片翼5つずつ付けています。主翼前縁はいわゆるよどみ点になるので、もっとも静圧が高くなるため、ココに配置してみました。
本日、チョコっと試してみたんですが、静気流時、滑空は少し伸びるようになった気がしました。一方、サーマルが発生するような条件のなかで、下降気流の条件に遭遇した場合、なんの効果も感じられず、スルスル降りてきてしまいました。サーマルにも乗りにくい感じがしました。(主観的で、分析できていませんが。)
【エアダクト型】
あまりにも浮きが良くなかったので、前縁にピンホールを幾つも開けたことが原因で、そもそも翼前縁から剥離して、揚力が出ていないんじゃないかなと想像しました。
そんな訳で、必要な穴面積は確保しながら、もともとあまり揚力が期待できない翼根部にダクト型のエアインテークを付けてみました。
これはまだ試験飛行していませんが、可能性があれば、もう少し形状を考えてみたいと思います。
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