2019年1月19日土曜日

1ヵ月ぶりの帰還

年をまたぎ、約1ヵ月ぶりに帰還しました。
昨年12月15日にロストしたこの機体は、田んぼで年を越しました。

先日、K明さんが偶然見つけ、保管していてくれました。
主翼キャンバー上面は大きく波打っています。


田んぼに放置されていた期間は約3週間。どこがどのように変形したのか確認してみました。

とても飛べそうもないほど、いたるところが波打っています。
でも、上反角は維持されていました。

主翼は大きくねじれているように見えますが、後縁が歪んでるだけで、内部構造のスパーのあたりは捩じれていません。
また、防水のためにスプレーしたラッカーは表面にしっかり膜を作っていましたが、印刷面のインクが溶け出していることから、ラッカーは水分を通してしまうことが分かります。

次に、胴体です。
挿抜式胴体は殆ど曲がっていません。機首側の胴体が若干曲がっています。

そして水平尾翼。
裏打ち補強のない部分が伸びて波打っています。面白いことに、歪みや凹凸は点対称になっています。

今回、意外と接着部はしっかり形状を維持していることが分かりました。一方、粘着テープは剥がれているところもあり、接着の信頼性が分かりました。

この機体、十分に観察させてもらったので、分解してゴミ箱に埋葬します。
ありがとう。
南無南無。

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