2023年1月28日土曜日

ひとりフライト記録会

日の出と共に風は落ち着いた状況。青空が綺麗です。

I山さんも着々と機体改良を進めており、本日も機体の性能比較をすることになりました。気象条件も安定しているので、比較には良い条件です。本日は翼幅360mmの二宮杯規定機です。

比較するための条件を合わせるため、ランチャーはワタクシひとりとなりました。つまりワタクシが自分の機体とI山さんの機体を交互に発航して、出来るだけ機体の性能以外の条件を合わせることにしました。

結果。 風速は1~3m/s。7投目あたりから3m/s程度。



さすがI山機は、返り動作に余裕があります。安心して発航できる感じですね。対してワタクシの機体(この機体)は返りに余裕がなく、結構上向きに正確に投げ上げる必要がありました。自分の感触としては、到達高度は若干ワタクシの機体の方が優勢だった気もしますが、返った後の機体の挙動はI山機の方が安定していました。
I山機のグライド、何とかヒミツを見つけないと。。。

今回は、I山さんが機体拾いの役割を買って出てくれたので、ワタクシは2機ごとに投げるだけ。とてもラクチンでした。ワタクシが投げてI山さんが回収に行く。。。最後の方は風も強くなってきたので、I山さんはひたすら田んぼの中を歩いていました。(申し訳なし。)
でも、王様になったような感じで、これはこれで「いいかも!」

ぷち実験

 実験用の尾翼を作りました。


この尾翼、意図的に機軸に対して曲げて接着したものです。尾翼の前後で約2mmずらして接着しました。

実は、I井さんがFaceBookで投稿されていた方法を試してみたくなったのです。

上昇時の右ロールを抑制する方法として、V尾翼部分をヨー軸まわりに少しずらして回転接着するものです。こうすることで尾翼右側はプラス迎角、左側はマイナス迎角になります。つまりスタブツイストになります。V尾翼なので右旋回にも効果がありそうです。

そんなところを確認したくて実験尾翼を作って、さっそく早朝練習で試してみました。


V尾翼だけで旋回できたらとても嬉しいので、初期値として、垂直尾翼は完全ニュートラルにしました。

ちょい投げ。何故が左旋回。原因は問題の右ロールを抑えるために主翼右側エルロンを効かしていたことだと分かり、矯正してまっすぐ飛行するようになりました。右旋回する気配はないので、V尾翼だけで旋回するのは難しそうです。

少しラダーを切って、一投目。思惑どおり、右ロール成分は殆ど発生せず、左側に上昇していきました。ただ、旋回は非常にデカい。というかほとんど旋回しないので、もう少しラダーを切る必要がありそうです。

ラダーを切って、2投目。まだ右ロール成分は抑えられている感じはしますが、1投目と比較すると、若干影響がでてきた感じです。やはりラダーを切ると上昇時に右ロール成分が入ってしまうんですね。それにしてもまだまだ旋回がデカい。滑空はとても良く、V尾翼につけたツイストが抵抗になっているような感じはしません。

更にラダーを切って、3投目。実験前のラダーの切り方とほぼ同じです。さすがにそれなりの右ロール成分が入ってきましたが、急激ではなく、マイルドな感じもします。旋回もそれなりの半径になり、綺麗な滑空に入ったものの、風に流されてそのまま川に。。。回収に手間取っている間に機体はふやけてしまいました。実験はあっけなく強制終了です。

回数が少ないのでちゃんとした考察は難しいのですが、ラダーを切ったことを原因とする右ロールを抑制するほどの効果は無かったようです。もっとまげて取り付けると目に見える効果が出てくるかも。。。


2023年1月15日日曜日

フライト記録会

今日は曇天ですが、運よく大人しい風。気温も高めです。久しぶりにK明さんも合流し、さっそくフライト記録会です。

1ラウンド目。風速はほぼ0m/s。

日差しも出ず、気温も高めで安定したままなので、サーマルは殆ど出ませんでした。ワタクシは、例のガーニーエルロンを装着したので、機首錘を追加して飛ばしました。上昇時のロール動作がある程度抑制されて、満足行くフライトでした。

2ラウンド目。風速はほぼ0m/s。

Y関さんは、Bサイズ、且つオーバスローなんですが、信じられない高さ、グライド、タイムです。

今日は田んぼでも「野焼き」でした。風下側で大量の煙が上がりました。迷惑にならないように、そこには行かないようにしようと努力はするのですが、皆さんの機体がその煙の方に吸い寄せられていきます。「飛んで火に入る冬の飛行機」とはなりませんでしたが、Y関さんはあと1m手前に着地したら燃えていました。。。


2023年1月9日月曜日

ガーニーフラップ その3

 ガーニーフラップ(エルロン)の効果確認です。別の機体でも同じような効果があるか確認しました。

PHO180kgの紙を3枚重ねにした材料から幅1mm長さ50mmを切出して右外翼後縁に貼り付けました。下の画像の赤い部分です。


上昇時の右ロール成分を何とか抑制したかったので、その効果を見てみました。
結果、上昇中のバレルロールは解消し、比較的ストレートな上昇パターンになりました。

旋回半径はとても大きくなりました。ちょっと効果が強すぎるかも。次はもうちょっと薄くして(2枚重ね)使ってみよう。


最後にガーニーエルロンを外して飛ばしてみたところ、右バレルロールが強い上昇が再発し、そのままスパイラルダイブ。胴体を破損してしまいました。GNEは確かに効果がありそうです。

この使い方、決して滑空時間が拡大するものではありませんが、特に他への影響が少ない調整方法のひとつとして如何でしょうか?


ひとりフライト記録会

 今日も快晴無風のフライト日和。

初めは、思い思いに飛ばしていましたが、機体の性能比較をすることになりました。気象条件も安定しているので、比較には良い条件です。

さらに条件を合わせるため、ランチャーはワタクシひとりとなりました。つまりワタクシが自分の機体とI山さんの機体を交互に発航して、出来るだけ機体の性能以外の条件を合わせることにしました。

結果。風速は0m/s。


ひとりで20回連続して本気投げするので、体育会なみ。結構疲れました。ワタクシの機体は例のガーニーエルロン(GNE)を右外翼に装着しています。

60秒MAXルールでの合計タイムは、ほとんど差がありませんでした。縦に見るとサーマル等の気象条件がほぼ等しく影響していることが分かります。

ただし、MAX時の内容には随分差があった気がします。ワタクシの機体はMAXギリギリのタイムではありましたが、I山機は空気を掴んだら離さない滑空。常時少しだけ機首を上げた姿勢で飛んでいるので、常に「飛ぼう」とする意気込みが伝わってくるようです。


ちなみに、MAXルールを外した場合の記録がコレ。

圧倒的な性能差。ちょっと悔しい。。。

なんとか、I山機のフライト性能に近づきたいものです。

このあと、ワタクシの機体からGNEを取り外して飛ばしてみると、右バレルロールが強い上昇で、そのままスパイラルダイブ。胴体を破損してしまいました。GNEは確かに効果がありそうです。I山さんには「GNEによるプラス効果もあるが、抵抗が増しているようだ」との評価を頂きました。



2023年1月8日日曜日

フライト記録会

 今日も殆ど無風の紙飛行機日和。最近、よい天気に恵まれてとてもありがたいです。


1ラウンド目。風速は0m/s。サーマルは殆ど無し。

ワタクシはTail Boom長を10mm伸ばしてお試し試験フライト。ゆったりした飛行になったような気がします。ただ、回頭性は悪そう。。。

Y関さんも新型機体。より高く上がっています。ただ、霜が解けたあとの朝露にいじめられた模様。


2ラウンド目。風速は0m/s。なんとなくサーマルがあるような無いような。


朝露も乾燥し、Y関さんの新型機は本領発揮。とにかく獲得高度が高い。返りさえスムーズに決まれば、王様の飛びでした。

ワタクシは機体を替えて、Tail Boom長を伸ばした効果の確認を継続。前半はどうもうまくバランスが取れませんでしたが、後半になってくると調整がバッチリ決まりました。(投げミスはちょぼちょぼありますが。。。)



2023年1月4日水曜日

フライト記録会

 2023年初の記録会です。

今日も快晴、風も殆ど無し。寒かったことを除くと、本当に恵まれた条件です。

1ラウンド目。風速0m/s。


ごく弱いサーマルがありそうでなかったり、機体の性能がそのまんま滑空に現れたような感じでした。ワタクシの10投目、発射とともに機体が空中分解。現場では発射時の風圧でV尾翼が外れたことが原因だと判断していました。ところが家に帰って修理しようとしたところ、破壊は主翼とBodyの接合部(パイロン部)から始まっていたようです。地面に激突した訳ではないのに、ここが破壊するというのは初めてです。この機体は相当投げ込んでいたので、製作不良は考えられず、「なんでこんなところが?」と不思議でなりませんが、パイロン部の特定の1か所の破損(接着剥がれ)から空中での複数の部位の破損に発展していったような損傷の仕方でした。意外と多くの箇所が破損していました。とりあえず壊れたところを瞬間接着剤で再接着して終了。



2ラウンド目。風速0m/s。


殆どサーマルらしきものは出ませんでした。流石にこれはこれで不思議。むしろ吸われ気味の条件。Y関さんのBサイズ機体は、本当にびっくりするほど高く上がるのですが、引きずられるように降りてきてしまいます。いつもの条件だったら、400秒は軽く超えるような上がり方です。I山さんは突然リリースタイミングが崩れ出しました。後半で崩れ出したのですが、タイムは後半の方が良かったようです。ここがI山マジック。


2023年1月3日火曜日

紙飛行機初め

 今年最初の朝練です。

赤く染まった富士山がとても綺麗。


雲がほとんどない青空。風も殆ど無し。今回の年末年始は天候にとても恵まれました。お陰で、いろいろな実験が出来ます。

やはり、お正月なので、富士山とのツーショットを何枚か撮影しました。


とても良い感じでグライドしてくれました。今年も楽しめそう。