実験用の尾翼を作りました。
実は、I井さんがFaceBookで投稿されていた方法を試してみたくなったのです。
上昇時の右ロールを抑制する方法として、V尾翼部分をヨー軸まわりに少しずらして回転接着するものです。こうすることで尾翼右側はプラス迎角、左側はマイナス迎角になります。つまりスタブツイストになります。V尾翼なので右旋回にも効果がありそうです。
そんなところを確認したくて実験尾翼を作って、さっそく早朝練習で試してみました。
V尾翼だけで旋回できたらとても嬉しいので、初期値として、垂直尾翼は完全ニュートラルにしました。
ちょい投げ。何故が左旋回。原因は問題の右ロールを抑えるために主翼右側エルロンを効かしていたことだと分かり、矯正してまっすぐ飛行するようになりました。右旋回する気配はないので、V尾翼だけで旋回するのは難しそうです。
少しラダーを切って、一投目。思惑どおり、右ロール成分は殆ど発生せず、左側に上昇していきました。ただ、旋回は非常にデカい。というかほとんど旋回しないので、もう少しラダーを切る必要がありそうです。
ラダーを切って、2投目。まだ右ロール成分は抑えられている感じはしますが、1投目と比較すると、若干影響がでてきた感じです。やはりラダーを切ると上昇時に右ロール成分が入ってしまうんですね。それにしてもまだまだ旋回がデカい。滑空はとても良く、V尾翼につけたツイストが抵抗になっているような感じはしません。
更にラダーを切って、3投目。実験前のラダーの切り方とほぼ同じです。さすがにそれなりの右ロール成分が入ってきましたが、急激ではなく、マイルドな感じもします。旋回もそれなりの半径になり、綺麗な滑空に入ったものの、風に流されてそのまま川に。。。回収に手間取っている間に機体はふやけてしまいました。実験はあっけなく強制終了です。
回数が少ないのでちゃんとした考察は難しいのですが、ラダーを切ったことを原因とする右ロールを抑制するほどの効果は無かったようです。もっとまげて取り付けると目に見える効果が出てくるかも。。。
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