2023年12月30日土曜日

実験フライトとフライト納め

 いよいよ2023年も大詰めです。

今日はフライト納めです。予定では、明日の大晦日が納め時だったのですが、天気が悪そうなので、本日に繰り上げ。


今日は風も弱い快晴で、フライト日和でした。なので、色々試してみたかった実験日和でもありました。以下、備忘録です。

実験1:ロングテイル化
Tail Boomを現在の機体に対して20mm伸ばした試験機を作って、挙動の確認です。先週のK明さんの「ものすごいロングテイル機」の圧巻の飛びを見て、自分の機体での相性について確認しました。


もともと、W450サイズの機体でも実験していたのですが、ワタクシのTail Boomの太さだと、延長した際の剛性低下が大きく、大型SAL機であるがゆえに大きな遠心力と側風圧により「たわみ」が大きく、良く分からない状況でした。そこで、W360の機体で実験してみました。最適重心にあわせるために、機体重量は約2g増加。これは痛い。。。

滑空時のピッチング安定は流石に素晴らしいものがありました。風があるときには非常に強力な武器になりそう。一方、投げ上げ時は直進性が高まったので、返りはとても苦しく、「ヨッコラショ!」というロール返りしかできませんでした。今日は風が無かったので、ロングテイルのメリットが生かせず、滑空時間は現状機と全く変わりませんでした。

実験2:エルロン付き外翼
上記の機体がその機体なんですが、翼端後縁にエルロンエリアを付けています。スパイラルダイブに対する余裕を持たせるための調整をしやすくするためです。ただ、それ以上に外翼の翼面積が増えたことによるロール安定強化の効果が認められました。(主観的な見解)

実験3:ラダーの大胆カット
いつも年末には紙飛行機の断捨離をするのですが、今年も多くの機体を断腸の思いで断捨離しました。ただ、今年は実験用の胴体を製作したので、程度の良いものは実験パーツとして第二の人生を歩んでもらうことしました。


この垂直尾翼をハサミでカットしていき、どこまで安定した上昇特性が確保できるか試してみました。
3ミリ
2ミリ
2ミリ
2ミリ
1ミリ
とカットして、最終的にはもとの1/3カットとなりました。


ここら辺が限界っぽい。リスクの少ない上昇という点では、少し暴れ出したというところがこのカット量でした。一方で、滑空時は回頭性が向上して、サーマルに乗りやすくなった感じもしました。
で、本機はどうするか。。。 考え中。

実験4:タービュレータ
これはまだ秘密。。。
ウヒヒヒ!
他の主翼でも試してみて、確証を経てから。。。
来年への持越し実験です。

色々試すことが出来た、とても良いフライト日和でした。
今年も今日が最後、フライト納めです。
(はやくフライト初めしたいなぁ。)







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