西潟さんの機体を見せてもらって、アンダーキャンバーを工夫してみました。
前縁削ぎ上げ翼の採用です。
目的は勿論!
発航時の抵抗低減による高度獲得です。
その一号機がようやく完成しました。
はっきり言って、翼端部(外翼との接続部)がやたら面倒くさかったです。
結局、現合貼り合わせになっちゃいました。(図面を直しながらの作業でした。)
その主翼断面がこれ。スパーはとりあえずボックス構造にしました。
ただ、出来上がってみると、図面を書いていた段階のイメージと随分違います。
分厚い!
でも、これはこれで大きな変化があっていいかも。
完成品を眺めてみると、下面のふくらみが全く以前とは異なる飛び方を期待させてくれます。
というのはお世辞に近く、翼厚が従来機に比較して2倍くらいのイメージで、なんだか抵抗ばっかり増やしたような気がします。あんまり飛ぶ感じがしない。
機体質量は随分増えてしまいました。スパーをボックス形状にしたことが大きく影響したようです。主翼のバンザイ剛性は大幅向上したのですが、この質量増大はやっぱり痛い。。。
とりあえず飛ばしてみたくて、やって来ました。
早朝の田んぼに。
こうして見ると、やっぱりゴツイ感じがしますね。
濡れた主翼の水滴をティッシュで拭う時、主翼の厚みが「オレ様」感をアピールしています。
結果。。。。
一応、飛んだということを示す画像です。
飛ぶことは飛んだのですが、総合性能としてどうかな?
この翼型を採用したら、獲得高度5メートルアップの妄想があったのですが、あんまり変わらないかな?
ただ、返りのタイミングでも結構速度が残っているので、もう少し大きなループに出来るかもしれません。
そして滑空は。。。
なにせ機体が重いもんで。。。。
抵抗が大きいのかどうかわかりませんが、沈下率が少し大きい感じがします。このままでは、新型翼のメリットが感じられないですね。
ただ、一緒に飛ばしていた石山さんには、
「上りがシャープになったように見える。」
と言ってもらえました。
自分ではあまり感じられないのですが。。。
もしそうだとしたら、もう少し試してみる価値がありそうです。
次はもう少し翼厚を薄くしてみよう。
(作るの面倒くさいけど。。。)
0 件のコメント:
コメントを投稿