2016年9月7日水曜日

水平尾翼の養生

水平尾翼は、剛性を確保するために、裏打ちを貼っています。

ところが、この裏打ちが水平尾翼の平面度を崩してしまうリスクがあります。


接着剤の硬化時とかラッカーの乾燥時、板に挟んで養生しているので、全体的なゆがみはある程度矯正できています。

ところが、接着している近傍では接着剤の収縮、ラッカーの収縮ムラによりローカルなうねりが発生してしまうことがあります。
接着剤のフィレットが大きい場合、ラッカーを一度に厚く塗布してしまった場合、雨天時にラッカー塗装した場合などに顕著に発生します。

製作時に発生した小さなうねりは、フィールドで湿気を吸ったときに拡大されます。これがとても気になるのですよね。

板で挟んで養生しただけでは、紙の段差の部分をしっかり押さえることができないので、こんな治具を作ってみました。


オレンジ色の部分に対して、白い部分は紙一枚分下がっていて、この治具と一緒に板に挟めば、水平尾翼の1枚部分、裏打ち部分、それぞれに圧力を与えることができるはずです。

重ねると、こんな感じ。



「捨てないで」というメッセージは、家族に向けたもの。
最近パソコンの前が散らかっているので、ゴミだと思って捨てられてしまわないように、印刷しておきました。




2016年9月4日日曜日

ねじり下げ

ずっと、気にしながらも先送りにしていた翼端の「ねじり下げ」を設計に組み入れてみました。

40°の上反角をもつ外翼をヨー軸周りに5°回転させる感じでねじり下げを設定しました。



ついでに、少し秋めいたカラーリングに。。。



外翼と内翼の継ぎ目で見ると、前縁側よりも後縁側の方が内側に食い込んでいることが分かりますでしょうか?




正面から見ると、外翼前縁が下がっていることが分かると思います。
この外翼は、キャンバーのない平面翼です。



さて、このねじり下げ、どんな効果を生むのでしょうか?
早速試して確認したかったのですが、この週末は風が強く、よく分からないうちに胴体を壊してしまいました。
胴体は早速修理/再製作に入ります。なんとか次の週末にはこの機体の特性をつかんでみたいです。












2016年8月27日土曜日

二宮杯最終予選(1週間遅れの投稿)

1週間遅れの投稿です。

3つの台風に囲まれた関東で、最後の予選が行われました。
今年はあまり天候とか条件に恵まれていないなぁ。

でも、前日までの予報をひっくり返して、当日はこのような天気。


南風はありますが、天候はまずまず。
でも、もう秋の雲になってきていますね。

下も濡れていることもあり、まだ、あまり練習している人はいません。





木陰に陣取りました。
いつもの通り、3機を準備しましたが、結局飛ばしたのは一番奥のひまわり機体のみでした。


実はこの機体、最初は全く飛ばなくて、夏休み期間中、調整に四苦八苦しました。
返りの確実性を上げるために外翼の上反角を大きくしたのですが、これが全体バランスを崩すきっかけになったかもしれません。



主翼の取り付け角度、尾翼の取り付け角度を変えたり、重心を再設定したり。。。

そして、前日に垂直尾翼を大きく改修して参加しました。

本来であれば、こんな切った張ったの機体じゃなくて、信頼度の高い機体を選ぶのですが、この日は何となく意地になっていました。

垂直尾翼を大きくしたことは、正解だったようです。やっとまともに飛び出しました。

しかし、競技が始まってみると、乱れた気流に悪戦苦闘。
前回ほどではないのですが、返りの頂点で煽られたら大変。

4投目が終わって、やっと100秒を超えた程度。
「こりゃいかんな。。。」

ただし、最後の1投が残っています。
ちょっとでもいい条件を選ぼうと思い、煩悩センサがサーマルを探しています。じっと待ちました。競技終了15分前くらいになったときに、なんだかいい感じの空気を感じました。

発航は高度を欲張って力まないように、90%くらいの力でコントロールショット。
これがいい感じで上昇してくれました。

そして見事にサーマルにヒット!
「いや、マグレだ!」
と思いながらも、ニンマリ。

ところが、約半周でサーマルからはじき出されて、見る見る高度を落としだしました。
(なんだよ~。)

でも、この機体。意地を見せてくれました。
少し高度は落としたものの、別のサーマルに乗ってくれました。こっちのサマールの方が安定しているようです。

機体はこのまま安定してタイムを稼ぎ、MAXを出した後、樹上没となりました。

結果は5投で161.3秒。
前回の予選からは大幅に順位を上げることができました。ヨカッタヨカッタ。




さぁ、今度は決勝に向かって精進するかな?
当日、仕事とぶつからないことを祈っています。