2018年11月11日日曜日

各務ヶ原航空宇宙博物館

全日本紙飛行機選手権決勝大会の合間に訪問した各務ヶ原航空宇宙博物館です。

凄くたくさん撮影したのですが、その一部を紹介します。
行かれた方には多少しつこいかも。

【屋外展示】

このヘリは古いですね。

YS-11です。
この機体でよく種子島に出張した。

新明和。
旧海軍の二式大艇をベースにしている機体です。
よく見るとフロートの部分も細かく設計されています。単なる浮き輪じゃないんですね。

この哨戒機も昔はよく飛んでいましたね。


【レシプロ機】
乙式一型偵察機。各務原で量産された初めての飛行機だそうです。良く設計されていますね。

よくの桁構造です。参考になりますね。
紙飛行機には関係ないけど。

素晴らしい設計には美しさが漂います。

ライト兄弟の飛行機。人類が空に飛び出す原点ですね。

そして、お目当ての「飛燕」実機復元機体。
川崎重工のエンジニアの手により当時の図面を引きずり出して細部にわたって再現させたようです。

ノーズが特徴的ですが、とても美しい。

液冷エンジン。当時、よくこんなものを製造できたもんだ。
一機ずつ手作業で精魂込めて製造しても、撃墜されたら終わってしまいます。


飛燕の計器盤。

落下式燃料タンク「増槽」。
なんと、アルミニウム不足だったので、このタンクは木製だそうです。

ゼロ戦の照準器。

ゼロ戦のひな型。

末永く保存してもらいたいものです。


【ジェット機】

F-104です。子供のころ、プラモデルを作っていました。主翼が異様に短く、低速が苦手そうな機体です。

CCV。
カナード翼と下腹部のフィンが特徴です。


このカナード、紙飛行機に使えないかな?


上から見るとカナードがエラのようにみえます。


短距離離着陸機、飛鳥。エンジンを主翼の上に背負っています。

エンジンからの噴出エアを主翼に上手く流すためのタービュレータが特徴的です。

 T2練習機。ブルーインパルスでも採用されていたと思います。


【宇宙機】

仕事の延長になってしまうので、簡単に。

小型衛星の内部。通常の大型衛星とは随分と作りこみ方が違います。民生品を上手く使って、小型化しています。

キューブサット。
これでも人工衛星なんです。ちっちゃい。

今、話題のはやぶさ2。
はやぶさ1号機の経験をよく生かして設計されています。

電気推進系です。

まだまだ紹介したいものはいっぱいあったのですが、
とりあえずここまでにしておきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿