ありがとうございました。
おかげさまで無事に出発することができました。
(実はその後にトラブルいっぱいだったのです。)
とても良いこともいっぱいあったのですが、トラブルを中心に報告させてもらいます。
ちょっと長くなりますが、お付き合いください。
成田→フランクフルトは
ビジネスクラスへアップブレードできて、幸せな旅路でした。
こんな感じでおいしい機内食がいっぱい。
ウエルカムドリンクとおつまみ。
食事の前菜。
そしてメイン。日本から離れると思うと、和食が食べたくなりました。ぶり大根です。
食後のデザート。チョコムースです。
夜食には味噌ラーメン。おいしかったですよ。
朝食にはサンドイッチ。オムレツみたいな感じで、中にシーチキンみたいなものが入っていました。
こんな感じで、お腹いっぱいでフランクフルトについたのですが、トランジットに4時間待ちます。その間、空港内でドイツビールと一緒に夕食。
と、楽しんでいる時、乗継便が欠航という情報が入りました。天候の関係で国内線のほとんどが欠航になったようです。
「このあとどうなるんだろう?」
「預けた荷物はどうなるんだろう?」
食事を途中で放り出して、カウンターに行ってみると。。。
既にそこらじゅうに大行列。
どの行列がどこにつながっているのかさっぱりわかりません。(一人出張じゃなくてよかった)
この分だとフランクフルトのホテルはたぶん無理でしょう。まだまだ目的地までは長距離なので、出来るところまででも進もうということにして、荷物のピックアップにトライ。
大行列を根気強く並んで、荷物のピックアップを頼んだところ、
「混乱しているので、ピックアップは不可能。別便で輸送するにしても、いつになるか分からない。」
との、恐ろしく冷たい言葉。
欠航した航空券を電車に振り替えてもらって、ICE(新幹線)で南下することにしました。ただ、このICEも天候不良でどんどん遅延がひどくなっていきます。
結局約1時間遅れでICEは駅に到着。すでに夜22時ぐらいで、凍りつくほど寒いです。ICEの中も難民状態で、立ちっぱなし状態です。
ウルムという町についたのが、日付が変わった頃。
ここから在来線でさらに南下するのですが、既に終電時刻を過ぎていました。
同行していたメンバの多くはここでホテルに泊まることを考えていたようですが、明日の定刻に始まる会議に間に合いたい(ほかの経路で来ている方は無事に到着している)こともあり、タクシーで最終目的地まで行くことにしました。
タクシーを待っている間、ずっと吹雪状態で、どんどん体温が奪われていく感じです。鼻毛も凍ってしまう状態で、ちょっとだけ、死ぬかと思いました。
タクシーでもあと70km位の距離なので、この雪道だと一体いつ到着するんだろう。。。
行先を聞いて乗車拒否をするタクシーもある中、何とか捕まえて、タクシーに分乗。
みんな相当疲労しているらしく、タクシーに乗った時点で私以外の人は爆睡。こんな長距離なので、タクシードライバーが居眠り運転したら大変と思い、私は必死に起きて監視していました。たまにカタコトで声をかけて、寝かさないように。
既に路面は凍りつき、乾いた雪が吹雪のように舞っているなか、タクシー運ちゃんは高速道路を時速100~120km/hrで走りづづけます。
ちゃんと路面をグリップしているのですが、街灯もなく、前照灯の範囲しか見えない中、この速度でほかの車を追い抜きながら走るのは恐ろしかったです。
命からがら(と言ってもいいかな)、最終目的地のホテルに到着したのはAM02時過ぎ。
全員無事に到着したことを確認して解散。
ホテルの部屋は暖かく、やっとたどり着いた安堵感で、時差関係なく爆睡。
ただし。。。
到着していないのは、荷物。
これから2日間、髭剃りもできず、着替えもなく、暮らさないといけません。ドイツのホテルにはアメニティグッズが置いていないんですよね。
相手先の会社含めて正装での会議なのですが、こちらのメンバはジーパンにセーター。無精ひげも伸びてきており、おまけにちょっと臭うかも。。。
やっと、ホテルに到着した荷物を開けると、ありがたいものばっかり。
当たり前なものが無い不自由さを十分味わいました。
会議自身は定時間で終わるので、クリスマスマーケットへお出かけ。
日本で言うところの、神社に集まる屋台とフリーマーケットが合体した感じですね。ホットワインを楽しみました。ワインだけでなく、いろいろなフルーツ果汁が入っているいる飲み物で、身体がポッカポカに温まります。
食事は、こんな感じ。
おいしーぃ!!
遊んでいるだけでなく、ちゃんと仕事もしましたよ。
朝のニュース番組をデジカメで撮ったのですが、前回のキャスターと変わっていました。
ちょっと残念。
(もしかしたらちょっと髪の毛が伸びただけなのかな?)
やっと、必要な仕事を終え、帰国となりました。
嬉しいですね。
フリードリヒスハーフェンからフランクフルトに飛ぶ、機内から見たスイスのアルプスです。
写真では表現できない壮大さがありました。
フランクフルトでは少し時間があったので、市内に出てちょびっと観光。
フランクフルト駅構内。
それらしい姿の建物。(高級ホテルと思われる。)
どこも、クリスマスムードです。
夜に成田に向けてフランクフルトを出発した飛行機は昼間にシベリア地方上空を飛びます。
どぉ? すごくきれいで広大でしょ。
たまに、窓ガラスについた氷にピントがあってしまいました。
(撮っている最中は全く気が付かず、家に帰ってから気づきました。。。)
いよいよ、日本上空。
帰ってきましたね。猪苗代湖上空です。
ただ、この時、アナウンスが流れ、成田空港が混んでいるため、少し上空待機するので到着予定時刻が若干遅れる旨の連絡がありました。
そんな訳で、この猪苗代湖上空で3周。そのあと水戸の辺で1周。
飛行機から見る夕日はきれいですね。
あら?
あれれれ?
どこ行っちゃうの?
再び、機内アナウンスが流れ、この機は名古屋の中部国際空港に着陸するとのこと。
なんてこった。
そこからどうやって帰ろうかな?
海の上の空港だから、新幹線の駅までも相当距離がありそうだし。。。
いっそのこと、今日は名古屋で一泊するかな?
海外で起きるトラブルと国内で起きるトラブルは、気持ちの上で全然違いますね。
往路で経験したトラブルに比較して、大した動揺にはなりません。
ただ、
「なんで、俺が乗る便で発生するんだ!?」
名古屋までの間は、夕暮れ時の外の景色を楽しんでいました。
「そろそろ、富士山が見えるかな?」
「見えた!」
やっぱり富士山はカッコいいですね。
上から富士山を見ることはほとんどないので、大切な経験です。
名古屋の中部国際空港に到着後、降りることは許されずに機内待機となりました。それから数十分後に、再び機内アナウンス。
燃料を補充後、再び成田に向けて飛ぶとのこと。
荷物をガラガラ引いて新幹線目指す苦労がなくなったので、一安心。
天候のせい(たぶん霧)で成田では着陸がスムーズに行かず、上空待機中に燃料切れ緊急宣言を出した飛行機が続出したらしいです。この機体は残燃料はあったんだけど着陸許可が出ず、名古屋に向かうように指示が出たみたいです。
まるで今放送中のテレビドラマみたい?
結局定刻よりも約3時間遅れで成田に無事到着。
他にも、
現地タクシーでの知らない人との相乗り事件とか、フランクフルトでの地下鉄迷子事件、電車内での臨時検札にびっくり事件等、いろいろあった珍道中でした。
私も12年ほど前に2度ほどドイツ出張したことがあって、興味深く読ませていただきましたけど、もの凄い珍道中(すいません(汗))だったんですねぇ。
返信削除読んでいて他人事に思えなくて、途中省略されているであろうにもかかわらず、こちらも焦ってしまいました(^_^;;
無事にご帰還されたようで何よりです。
どうも!
削除ご心配いただき、大変恐縮です。
何とか無事に帰ってこれたので、道中のことはどんなに冷やかされてもOKです。
こういう体験をすると、リスク管理というのが重要ですね。
1日分の下着はハンドキャリーした方がイイかも。。。
いい経験になりました。
お帰りなさい。
返信削除無事に帰り着いて、何よりでしたね。
お疲れ様でした。
今度は、いっぱいあったとても良いことを
少し聞かせて欲しいです。。
ヘヘヘh。
どうも!
削除無事に帰ってこれて何よりでした。
いいことですか。。。
ひとつ!
ドイツの女性はとってもかわいいです!