2022年12月29日木曜日

ガーニーフラップ その2

先日試したガーニーフラップ。大きな可能性は感じたものの、実際に主翼に装着すると保管用のギブスと干渉してしまうので、適切な実装方法が課題でした。

今日試してみたのは、フラップとしてではなく、エルロンとしての効果を確認してみました。ガーニーエルロン(仮)です。

外翼側に装着することで、ギブスと干渉することは無くなりますので、都合がよければ付けっぱなしに出来る点がメリットです。

下の画像にて、赤いラインの部分がガーニーエルロン。今回はPHO180kgを3枚重ねたものをエルロンとして貼り付けました。


テストに使った機体は、もともと旋回が小さめで、右バンク姿勢が強かったので、この姿勢を矯正することを目標にしました。
今回はエルロン長さ45mmでしたので、上昇時の獲得高度にそれほど影響は感じませんでした。
(前回のフラップは長さ280mmでしたので、流石に抵抗を感じました。)
返り後の滑空開始方位角は、元2時からエルロン装着で3時になりました(誤差の範囲かも)。上昇時の右ロールが減った感じです。


滑空に入ると、やはりピッチングは発生ました。これもガーニーエルロンの揚力の影響かな?
機首に0.3gの錘を追加して、少しエレベータにダウンを入れて解消できました。


調整が完了すると、気になっていた右バンクは解消し、旋回半径も少し大きくなりました。

今回、ガーニーエルロン(GNE)装着によって、滑空タイムが特に向上した訳ではないのですが、機体のパターンや姿勢を変更したい時の小技としては有効なんじゃないかな?機体のパターンや姿勢を自由に変更できるということは、ポテンシャルの向上につながります。

もう少しブラッシュアップしてみたいです。

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