そこで、ノーズの長さによる返りの違いを確認してみることにしました。
これです。
ノーマルノーズ(ロングノーズ)
長さ:主翼前縁から70mm
ショートノーズ
長さ:主翼前縁から45mm
短時間で作るためにバルサ胴にしました。
(それでも思い立ってから2週間かかってしまいました。)
全体のバランスはこんな感じです。
ノーマルノーズ(ロングノーズ)
ショートノーズ
随分と雰囲気が変わります。「鼻づまり」みたい。
水平尾翼がやたらに大きく見えてしまいます。
気になっていたのは質量がどれくらい増えるかということ。
ロングノーズは、紙製胴とほぼ同じに仕上がりました。バランス調整後のショートノーズの方はロングノーズよりも1.4gも重くなりました。
手で持ってみても明らかに違いが違いが分かります。「ズシッ」とくる感じが掌に伝わります。
(こんなに重くて飛ぶんだろうか。。。)
作ってみるとすぐに飛ばしたくなるもので、さっそくいつもの飛行場へ。
今日は風が弱い時間が早朝のみだったので、眠い目をこすって出発。
(布団から這い出て10分後には車に乗っていました。我ながら素早い。)
ロングノーズは期待通り、いつものとおりの上昇、返り、滑空をしてくれます。
特に返りが悪い感じもしません。(INSPIREに比較してWIZARDは比較的返りは良好)
見慣れた飛行シーンです。
ある程度飛ばしたところで、胴体をショートノーズに変更。
やっぱり、ちょっと重いかな?
沈下率は少しだけショートノーズの方が大きいようなきがします。
が、しかし、、、
「返り」は抜群でした。驚くほどにきれいなターンを見せてくれます。
高度ロスはほとんど感じられず、返り後も十分なスピードを残しています。
この凄さは、失投ぎみの時に最も感じられます。テンプラになりかけの姿勢からもそれなりに返ってくれます。
胴体損傷のリスクが少し減ったのではないかと思います。
重くなることで沈下率は少し悪化するようですが、全体的なポテンシャルは上がったような気もします。(感覚的なものですが。)
恐るべし、ショートノーズ!
重くなることだけがどうしても引っ掛かりますが。。。
実際に紙胴で作るときにはノーズの長さはどうしようかな?
5mmだけ伸ばそうかな?
いやいや、今回の実験と同じ方が良いかな?
でも、重くなるし。。。
これを考えるだけで、来週一週間の会社生活は楽しく過ごせると思います。
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